2019年締め括り、常陸國最古霊山・御岩神社 | しちろう旅日記

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謹賀新年

 

世の中の安泰と、皆様のご多幸をお祈りします。

 

昨年末の忘年会ネタから始まってしまいますが、今年もよろしくお願いします。<(_ _)>

 

 

2019年最後の週末、恒例のプライベート忘年会は、栃木県北の温泉ホテル。

 

前日移動で、先ずは茨城県へ。

 

常磐道を南下し、太平洋に太陽が反射して輝くお昼時に、日立市へ到着。

 

もう少し南下して、スタミナラーメン?、グルービーでパスタ?、、と思いつつ、実際はIC近くの日立食堂さんで昼食。

 

 

昭和から続く、地元密着の食堂は、内装を改装してあって綺麗。

 

平日11時30分頃になると、作業着グループや老夫婦等で、5つのテーブルが満席状態です。

 

麺類、丼ぶり、定食等の豊富なメニューの中から、カツカレーを選択。

 

柔らかミルフィーユとんかつに、優しい味のカレーが乗り、子供から老人まで美味しく頂ける懐かしのカレーでした。

 

 

食後は、水戸藩の祈願所といわれていた、御岩神社へ。

 

平安時代の古書や、縄文期の遺跡等、古くから知られるパワースポットです。

 

入口で今年最後の御朱印を頂き、御岩山頂を目指します。

 

 

樹齢600年の神木三本杉を通り、楼門へ。

 

天井の、日天月天図が素晴らしい。

 

 

明治維新政府の神仏分離令で、境内の寺院は整理されていまいましたが、右手に阿弥陀如来像、左手には大日如来像が。

 

大日如来像のお堂は建築中で、外壁と銅葺き屋根が完成し、2年後には拝観出来るとのこと。

 

古の神仏一体の境内が、徐々に復活しつつあります。

 

 

御岩神社を参拝し、その左手から、登拝道の表参道が始まります。

 

 

道は良く踏み固められた登山道になり、杉の森の谷間を直登していきます。

 

 

沢筋を突き上げると、かびれ神社に到着。

 

右手で裏参道に合流し、御神体のある御岩山頂・かびれの高峰へと拝道が続いています。

 

 

ひと登りで尾根道へ合流し、T字路を右へ。

 

 

この日は冬型の気圧配置で、強風が尾根を吹き荒れます。

 

 

山頂からは北方の北茨城の海が見え、西方の那須連山方面は雪雲の中。

 

 

山頂裏手の、御神体(角柱)を参拝します。

 

登山装備の地元の方が丁度参拝中で、色々とお話を聞くことが出来ました。

 

アポロ飛行士(飛行士の向井さんも)が宇宙から、日本列島の日立市辺りで光の柱見た事。

 

神社が出来る前から角柱が有り、周囲の岩と趣が違っている事。

 

確かに、角柱の模様が古代文字や異星人の記号に見え、モノリス的な感覚を覚えます。

 

「ロストインスペース・2シーズン」を見終わったばかりなので、よりそう感じたのかも…(*^^*)

 

 

下山は、裏参道で。

 

石碑が多く、森の中に鎮座する薩都神社中宮は、独特な聖域的雰囲気が漂います。

 

石柱を参拝して、この裏参道を下山する道中、より畏怖の念が感じられました。

 

裏参道を下ってくると、御岩神社右手に到着します。

 

 

境内には21の神社が有るので、これはと思うお社にお参りしつつ、楼門から帰路につきます。

 

 

鳥居をくぐった瞬間では無く、山頂のご神体を見てから、畏怖を覚えたのは、初めての体験。

 

平日でも参拝者が多い理由に納得の、そんな往復1時間半の参拝登山でした。(^-^;