GW前半、佐渡の旅の初日の宿は、島の西側、相川地区のホテル大佐渡。
春日崎を見下ろす高台に建つ、重厚な温泉宿です。
到着した時間は、丁度夕日タイム。
海を見渡せる和室に荷物を置き、早速、宿の前の崎へ。
芝生の公園を歩いていくと、崎先端の手前には、石灯籠。
金山や幕府奉行所、相川城も有ったこの相川地区には、昔、船の往来が有ったのでしょう。
運の道標として、こんな感じで火が灯ってたのかな?
夕食時間が迫る中、日本海に沈みゆく太陽をボーっ
冬は荒れる日本海ですが、べた凪になる夏に向かって、波も徐々に穏やかな雰囲気に。
やっぱり、日本海の夕日は良いですなぁー
宿の上に昇ってくる、満月。
快晴だけど月明かりで明るいので、残念ながら星は余り見えなさそう。。(+_+)
部屋に戻って窓から、海に沈む太陽にお別れ。
島への到着が予定より遅れたけど、天気に恵まれた良い一日でした♪
さて、かるーく温泉で、潮風のベタベタ感を洗い流して、夕食会場へ行きますかぁー
島らしく、日本海の幸中心の夕食。
佐渡沖産のズワイ蟹が、1人1杯付くんですねー
ふきのとう等、春の味を楽しめる先付。
フグの西京漬けは、身が厚くホクホク。
体調回復したところで、1週間振りのビール♡
南蛮エビの刺身や、肉厚ホタテも美味しい~
イカのごろた焼き。
佐渡は、イカも美味しいんですね。
シーズンになると、部屋から漁火が見えるみたい。
カニは甲羅にミソを入れて、脚の身を浸して頂きます。
殻からスルンと綺麗に脚の身が全て外れると、細身だけど、口の中にカニの旨味が広がります。
〆は、凝縮した鯛出汁とおこげが美味しい、炊き立て鯛釜飯。
タケノコをふんだんに使っていて、春を感じます。
デザートは、品種改良された、おけさ柿のシャーベット。
甘味と柔らかさが桃っぽい。
島南部の道路沿いの果樹園で、リンゴ?桃?っぽい身長くらいの低木を見たけど、それが、おけさ柿の木らしい。
柿の木は普通に上に伸びるもんだと思ってたけど、木自体から全然違うんですなぁー
島の味を堪能した後は、20時半からロビーで佐渡おけさの実演。
おけさの原型となった相川音頭、そして相川甚句→佐渡おけさの順に、従業員の方々が輪になって踊ります。
島の方々は、ほとんど踊れるのかもしれませんネ。(^.^)
ラストは、お客さんに軽くレッスンして、皆で一緒に佐渡おけさ♪
毎度の如く、疲れがたまっているせいか、初日の夜は部屋に戻って直ぐ爆睡…Zzz
で…、4時過ぎにはすっかり目が覚めてしまい、日の出前にお散歩タイム。
白ばむ空の下、宿の直ぐ前の春日崎へぶらり。
ホテル裏手の大佐渡山地上空が、オレンジ色に染まっています。
相川の街の向こうは、佐渡北端へと続く外海府海岸。
この日も快晴で、山歩きを楽しんだ後は、この佐渡北部の懐かしの海岸線を、1周する予定。
日の出前の海岸の景色を楽しんだ後は、5時再開の大浴場へ。
満館御礼のGWでも、フライング気味に来たら、貸切状態♪
透明でしょっぱいお湯の内湯は適温で、先ず暖まってから露天風呂へ。
かなり空が明るくなってきました。
大海原を見下ろしながら、1日の始まりの爽やかな空気は、気持ち良いですね~
露天は塩分控えめで、マイルドなお湯。
昨日は熱めだった露天のお湯は、お湯を張り直したばかりか温めで、ノンビリゆったり浸かれます。
再び、目覚めの内湯へ。
最後に熱めのお湯で、しっかり暖まります。
pHの記載は無いけど、ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩の弱アルカリ泉
ヌルヌル感が無いから、中性に近いカナ?
源泉温度40℃なので、少し加温しているみたい。
高張泉で体へ温泉成分が浸透しやすいので、大した事無いと思い長湯すると、疲れちゃうかもしれませんネ(*^。^*)
部屋の戻り、快適な羽毛布団でゴロゴロしつつ、朝食の前に出発の準備。
2日目は、朝食直後に大佐渡山地の主稜線へ向けて、早めの出発です。
客室の窓から見える春日崎にも、朝日が差し込んできました。
7時からの朝食バイキングは、窓辺の席をGET!
南蛮エビとイカの刺身、何故かパスタも食べたくなり、サッパリ醤油パスタも♡
島の美味しい空気と綺麗な景色、新鮮な食材を食べて、1週間風邪気味だった身体も、そろそろ復活かな?(^^ゞ
山歩きと、その後の島の北側一周に備え、しっかり朝食を頂きチェックアウト。
朝食時間が結構混んでたので、観光バス組も、もう出発なんですねェー
次回、大佐渡山地の中央部、春のお花咲くドンデン山をハイキング、ヘ続きます。