今年のGWの旅は、前半の連休を利用して、20数年振りの佐渡へ。
本当は、前夜に新潟市内まで移動予定だったけど、先週は風邪気味の為、様子を見ながら土曜朝に移動開始。
まぁ、回復傾向なので、旅しながらの体調回復に期待。。デス(^^ゞ
朝のフェリーには間に合わないので、到着時間挽回の為、運賃を奮発してお昼前のジェットフォイル(水中翼船)に乗船します。
海中の翼の揚力で船体を浮上させ、ウォータージェットで洋上を疾走するので、新潟港から1時間程で両津港へ到着。
原理が航空機と同じなので、ボーイング社製なんですねぇー
予定の1時間遅れでレンタカーを借りて、早速、島南部の小佐渡丘陵方面へ。
大佐渡山地を擁する島北部と違い、標高500m程のなだらかな山が連なっています。
先ずは、丘陵地帯中央部の小倉ダムの上に広がる、小倉千枚田へ立ち寄り。
山の端近くまで開拓された田に、丁度水を引いている最中で、間もなく代掻き作業が始まるのでしょう。
青空と涼しい風と、ウグイスやカッコー達の野鳥のさえずりに、心が癒されます。
稜線付近に点在する山桜が、丁度見頃♪
ほぼ山頂目線で見下ろすと、ダム湖の向かいの斜面にも、棚田が広がっています。
貸切状態で美味しい空気を吸っていると、風邪気味だった身体に、徐々にパワーが。。(^o^)丿
そのまま丘陵地を越え、南東部の海岸線まで下りてから北上。
次に、岩首棚田へ向かいます。
岩首集落の狭い道を注意しながら、再び山へ向かってグングン高度を上げていくと、開けた田園地帯へ到着。
一番上部の展望台の駐車場(4台分程度)が有り、常に車が停まっていて、もう立派な観光スポットです。(*^。^*)
中高年は勿論ですが、半数が若者達だったのが印象的。
駐車場の下の展望東屋には、説明パネルが。
世界農業遺産に登録され、規模が小さくなったものの、なんとか残して伝承していく姿勢が窺えます。
真っ青な海へ向かって段を成す、水が張られた棚田達。
3方は低い山なので閉鎖感は無く、また下界の音も聞こえないので、のどかな農作業の音に癒されます。
佐渡は海岸線に棚田が多いので、海と棚田の風景が当たり前に感じるけど、本州ではあまり見られない光景に、時間が経つのを忘れそう~(^_^;)
自由に立ち寄れる三角ログ小屋も有り、本でも読みながら、夕刻までノンビリしたい気分に。。(^.^)
従来農法で代掻きする、農家の方。
きっと秋には、美味しい佐渡産コシヒカリが実る事でしょう~~
見晴らしの良い、立派な棚田にお別れ。
対向車に注意しながら、再び海岸線へ下りて、南西方面へ向かいます。
途中の松ヶ崎ヒストリーパークに立ち寄り。
崎の芝生ではキャンプも楽しめる、心地よいエリア。
学生時代に自転車にテントを積んで1周したけど、佐渡は海岸線にキャンプ地が点在してるので、自転車旅には最適♪
でも北部はアップダウンが多いので、しんどいけど…(+_+)
松ヶ崎は本州側の海岸のほぼ中央に位置するので、北東に向かってまだまだ海岸が続きます。
でも崩落の為、しばらく両津港まで通り抜け出来無さそうなので、注意が必要!
反対方向の南へ向かい、最南端近くの佐渡小木海岸へ。
入江でたらい舟を楽しめ、遊歩道で枕状溶岩の海岸を一周出来ます。
波の心配が無い入江は、モコモコした枕状溶岩が印象的。
どうやって漕いでるのかな??
そこそこのスピードで、たらい舟が進んでいきます。
海底をのぞける、ガラス底のたらい舟。
陽も傾き始めたので、そろそろ営業終了かな?
低山の自然と棚田、そして南部の海岸線の景色を楽しめた佐渡初日。
そろそろ、今宵の宿へ。
次回、夕陽を正面に臨む大佐渡温泉・ホテル大佐渡、へ続きます。