こんにちは、京都亀岡の畑バレエ教室のブログへようこそ。担当の智美です。
当教室はバレエ教室ですが、最近親子リトミックというクラスも始めました。
なぜこのクラスを開講する事になったかといいますと、最近、生徒さん(特に小学校低学年)を見ていて、目を疑うというか、??と思う事がたくさん出てきているからです。
それは何かというと、
1 姿勢が悪い(じっとできない)
2 関節、特に足首や股関節が硬い
3 筋肉が硬い
4 常に手を鼻や口に持っていく(鼻○○を口に入れることも!)
5 反応が遅い(声は聞こえているが、話を理解できていない)
といったことがあるのです。
指導に携わるようになり、もう25年近くになりますが、10年程前にはそうは感じられなかったのですが、ここ数年、特にこういう状態の生徒さんが増えてきています。
身体の感覚や、脳の働きをどこかに置き忘れているかのように感じる事も多々あります。
なぜこういうことが起きているの?という疑問が出てきて、私自身いろいろと探っているうちに、どうやら、幼少期の過ごし方に問題があるという事がわかってきました。
私が子供の頃、トイレは和式トイレがほとんどでしたし、遊びもかなり危険な遊具が学校にもあり、それで怪我をしながらも遊んでいました。
「怪我をしても自分がちゃんとしていないから」という考えの保護者が多く、学校にその遊具の撤去を申し出るような保護者もいませんでしたし、外で思い切り遊ぶ事が普通でした。
「包丁は指を切るから料理を作るときに使わせないでください」って言わないでしょ?
「道具」が悪いのではなく、使う側の問題なんですから。
また、家の周りは田んぼだらけなので、田んぼの中を走ったり、川に入って魚を取ったり、身体を使っていろんなことをしてきました。
しかし残念ながら今はどうでしょうか?
先ず、危険なものはすべて排除され、トイレですら洋式トイレがほとんどで、しゃがむ機会すら失われています。
「うちの子は和式トイレが使えないから、洋式トイレしかできないのです~」という親御さんもいらっしゃいますし(-。-;)
ハイハイもほとんどしないで直ぐに立ち上がってしまう子供も増えている中、掃除すらも雑巾がけでなくモップ掛けの掃除では、身体が発達できる機会をどんどん奪っているという現実に、大人は全く気づいていません。
社会情勢が悪いということで、外で遊ばせる事すらさせず、家の中で身体を動かすことなく遊んでいう状況がどれだけ子供たちの可能性や発達を奪っているのかも、大人たちは気づいていません。
その結果何が起こっているかというと、未成熟の感覚を満たすためにじっとする事ができないで動き回ったり、感覚を覚醒できないが為に反応が薄くなったりしている子供たちが増えているのです。
学級崩壊という言葉がありますが、学級崩壊ではなく、子供たちそれぞれの身体が発育不全なだけなのです。
せめて畑バレエ教室に来てくれる生徒さんたちだけでも、その才能が伸ばせる状況にできないだろうかという思いから、この親子リトミッククラスを開講する事にしたのです。
音楽に合わせて動く事だけでなく、脳の感覚を刺激させる事、身体の感覚をより研ぎ澄まさせていく事がこのクラスの目的でもありますし、また、子供本人が身体を「動かす事って楽しい」って実感してもらえる事が私たちの目的です。
気づいたときからでも遅くはありません。
知育にいそしむ前に、是非とも身体の感覚・脳の感覚を刺激し、伸ばす事をしてみてください。
与えられた環境でなければ発達できない知育は単なる知識であって知恵にはなりません。
身体や脳が経験した事と知育とが合わさって始めて知恵になるのです。
是非、この貴重な経験ができる機会を子供たちに与えてあげてください。
6月は下記の日程で行います。
【ベビーとママの身体遊びクラス(8ヶ月~2歳)】
日時 毎月第2・第4木曜日
*6月は12日、26日
*詳細はこちらまで
子供の成長って本当にあっという間です。
是非体験に来てくださいね。お待ちしております。





