> 南相馬に支援物資を! 緊急UPを、今しがた、日経にお願いしました

今日つけ日経メディカルブログ原稿です

可能なら、原稿段階と断って、各所にご転送くださいますよう

JA長野厚生連 佐久総合病院 内科医 色平哲郎 いろひら拝

http://irohira.web.fc2.com/index.htm 


> 南相馬に支援物資を! 色平哲郎
>
> いま、南相馬市が「陸の孤島」になっている。
>
> 地震に見舞われ、大津波に襲われ、遭難者の捜索がやっと始まったところで、
> 福島原発事故で「屋内退避」を命じられている。
>
> 援助物資は福島に届いているのだけれど、南相馬市を「汚染地域」扱いにして、
> クルマで40分もかかるところまで「取りに来い」と言われている状況だった。
>
> 風評被害がひどい。
>
> 同市の桜井勝延市長とは十年来の友人だ。
>
> 昨日、彼は、夜のNHKニュースのなかで、電話で窮状を訴えた。
>
> しかし、今日17日、直接電話で話してみると、
> 状況はまったく改善されていなかった。
>
> 国は、南相馬市を見離さないでほしい。
>
> 相双保健福祉事務所URL:http://www.pref.fukushima.jp/sosohofuku/
> の笹原賢司副所長は、次のように語っている。以下、引用。
>
> 事務所は、現在「屋内退避」区間の南相馬市にあります。
> ここのところ、平均睡眠時間が2~3時間程度という日々が続いています。
> さてさて、何故にここまで?と思うほど、
> 原子力災害への恐怖ってすごいんですね。
> さきほどのNHKニュースでもありましたが、こちらでは、
> ガソリンが全く入りません。
> タンクローリーの運転手が入るのを拒否しているとか。
> 市長が全国放送で声を荒げてました。
>
> これまでの経過を振り返る余裕がようやく出てきましたので、
> さわりを紹介したいと思います。
> Yahooの履歴をたどると、「12日午後3時36分頃、福島第一原子力
> 発電所1号機建屋付近で、ドーンという大きな爆発音とともに白煙が上がり、
> 原子炉建屋が骨組みを残して吹き飛んだ。」と出てきます。
> そのまさに翌日、3月13日は、原発から5kmの距離の
> 「オフサイトセンター」に医療対策班長として詰めました。
> 老健施設など、避難区域から逃げ遅れた人達のスクリーニングの
> 優先順位を決め、放医研の先生を現地に派遣しました。
>
> 夜の仕事は救急患者のサーベイと除染でした。
> 周囲の病院はすでに職員は避難し、「もぬけの殻」となってしまっていました。
> 患者を受け入れられる状態の医療機関でも、サーベイで「汚染なし」
> のお墨付きを与えないと受けてくれない状況でした。
> そこで、救急車は必ずいったんセンターに立ち寄り、
> その後医療機関へ向かうという段取りでした。
> 放医研スタッフがサーベイと除染、私が雑ぱくな全身状態の把握と
> 役割を分担しました。
> 6人の患者を23時~翌2時の間に受け入れ、その間、
> 外にほぼ出ずっぱりの状況でした。
>
> 久し振りにERを体験し面白かったのですが、印象深かったのは、
> 保健所への帰庁時、職員にサーベイしてもらったところ、靴底以外、
> 全てバックグラウンドレベルであったという事実でした。
> センターの続きの仕事をそのまま持ち帰り、逃げ遅れた人達840名の
> スクリーニングを保健所として受け入れましたが、全て10万cpm未満。
> そんなもんです。
>
> 長くなりましたが、要するに何が言いたいかというと、
> 皆様はサイエンティストでしょう?
> 科学的根拠の全く無い無駄なスクリーニングや、
> 「福島から逃げてきた人へのスクリーニング」なんて、
> 汚染地域みたいな言い方を許容してほしくないのです。
> むしろ、本庁等の担当者に無駄な労力、金、時間を費やさないこと、
> 最大の被災地である福島原発立地地域への偏見を取り除くような啓発を
> 是非、お願いします。
>
> ただ、私も経験がなければ分からなかったとは思いますが。
>
> 南相馬へ支援物資、ガソリンを!!
>
> ======
>
> 皆様はじめまして。事務所は、現在「屋内退避」区間の南相馬市にあります。ここ
のところ、平均睡眠時間が2~3時間程度という日々が続いています。
>  さてさて、何故にここまで?と思うほど、原子力災害への恐怖ってすごいんですね
。さきほどのNHKニュースでもありましたが、こちらでは、ガソリンが全く入りません
。タンクローリーの運転手が入るのを拒否しているとか。市長が全国放送で声を荒げて
ました。
>  これまでの経過を振り返る余裕がようやく出てきましたので、さわりを紹介したい
と思います。Yahooの履歴をたどると、「12日午後3時36分頃、福島第一原子力発
電所1号機建屋付近で、ドーンという大きな爆発音とともに白煙が上がり、原子炉建屋
が骨組みを残して吹き飛んだ。」と出てきます。そのまさに翌日、3月13日は、原発
から5kmの距離の「オフサイトセンター」に医療対策班長として詰めました。老健施
設など、避難区域から逃げ遅れた人達のスクリーニングの優先順位を決め、放医研の先
生を現地に派遣しました。
>  夜の仕事は救急患者のサーベイと除染でした。周囲の病院はすでに職員は避難し、
「もぬけの殻」となってしまっていました。患者を受け入れられる状態の医療機関でも
、サーベイで「汚染なし」のお墨付きを与えないと受けてくれない状況でした。そこで
、救急車は必ずいったんセンターに立ち寄り、その後医療機関へ向かうという段取りで
した。放医研スタッフがサーベイと除染、私が雑ぱくな全身状態の把握と役割を分担し
ました。6人の患者を23時~翌2時の間に受け入れ、その間、外にほぼ出ずっぱりの
状況でした。久し振りにERを体験し面白かったのですが、印象深かったのは、保健所へ
の帰庁時、職員にサーベイしてもらったところ、靴底以外、全てバックグラウンドレベ
ルであったという事実でした。センターの続きの仕事をそのまま持ち帰り、逃げ遅れた
人達840名のスクリーニングを保健所として受け入れましたが、全て10万cpm未満。そん
なもんです。
>  長くなりましたが、要するに何が言いたいかというと、皆様はサイエンティストで
しょう?科学的根拠の全く無い無駄なスクリーニングや、「福島から逃げてきた人への
スクリーニング」なんて、汚染地域みたいな言い方を許容してほしくないのです。むし
ろ、本庁等の担当者に無駄な労力、金、時間を費やさないこと、最大の被災地である福
島原発立地地域への偏見を取り除くような啓発を是非、お願いします。ただ、私も経験
がなければ分からなかったとは思いますが。。。。
>
>
> 〒975-0031
> 福島県南相馬市原町区錦町1-30
> 相双保健福祉事務所(相双保健所)
> URL:http://www.pref.fukushima.jp/sosohofuku/
> ℡:(直通)0244-26-1321 FAX0244-26-1332
> 副所長(保健所長)笹原賢司
色平先生は南相馬市の市長である櫻井さんと連絡を取り合っている旨を教えてくださいました。

なんでも情報の発信ができないとのこと。

このままでは燃料が底をついてしまいます。

以下転送。



いろひら拝

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今日、十年来の友人、櫻井・南相馬市長に電話

逼迫しています、、、  

JA長野厚生連 佐久総合病院 内科医 いろひら拝



「風評被害です、”30キロ圏内は危険”との決めつけが先行している

実際の測定結果は、風向きがラッキーでもあり、 3.3マイクロシーベルト毎時 を
超えていない

自衛隊もタンクローリーも恐れて入ってきてくれない」(木曜昼)


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「陸の孤島」、北は津波で道が消えている、南は原発、距離は25キロある、警察が止
める

ガソリンが大問題!

南のいわきからの業者がムリとなってしまったので、中通りから買うことにしたが、、


水、電気、ガスは大丈夫 (東北電力は努力してくれた) 米もある

燃料と乾物(たとえばラーメン)がほしい!

(以上、月曜早朝)

また、以下の櫻井談

「孤立している、当方から福島県庁に電話する以外、情報は届かない
東電の担当者にぜひ当地に足を運んでほしい、
燃料食糧などを”中通り”まで取りに来い、と言われているが、そんなの無理だ」

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「陸の孤島」南相馬への給油・(明るいうちの)空輸が急がれます

以下の2通、厚労官僚から

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色平先生

南相馬市内で屋内退避勧告が出ている地域のうち、物資は尽きた後も配給はなく
困っているところもあり、川俣町(中通りと浜通りの境)まで取りに来い
と言われているとのこと(山道を車で40分!)。

南相馬市立病院も医療資器材は底を尽き、また、
屋内退避勧告のため物資がさらに届かないとのこと。

南相馬市長の「国は見捨てたのか」発言が、本当にその通りの状態です。
ヘリで物資を投下するとか、方法がないのでしょうか。

幸い、宮城県側の被害の全容が見えてきましたが、実は福島県内の被害がまだ
見えないところがあります。
津波被害の著しかった、新地町、相馬市、南相馬市、いわき市が、
情報が発信されないだけで深刻なようです。

しかし、JA長野号が福島市へ到達するだけでも、貢献には繋がります。
まずは、到着して欲しいです。

南相馬市からは、ツイッターで発信できませんかね。
若干、電力が通じるところもあるようですが。

とにかく、可能な限りのSOSを発信し続けるしかありません。

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電話が通じるのですね。

となると、外部の人がその伝言を受け取って、ツイッターなどで情報発信することが出
来ないでしょうかね。

他にも、広野町、楢葉町など、報道で名前が出てこないところが、まだまだ被害が明ら
かになっていないようです。

宮城は、まだ一歩進んでいるのでしょうか。しかし宮城も岩手も、悲惨です。

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