4月ミュージカルを観ました。

 

作品は「VIOLET(ヴァイオレット)」。

 

 

新聞に

ちょっとお得なチケットがあります!

という案内を目にしたので

何の予備知識も持たないまま

お得という言葉だけに釣られて

観に行ったのでありました・・・。

(ある意味不純です)

 

ブロードウェイ初演され

その後日本人演出家によってイギリスで初演

 

その同じ演出家による日本公演版です。

 

 

13歳のとき不慮の事故

顔に大きな傷を負ったバイオレット

 

25歳になった彼女

伝道師傷を癒してもらうため

長距離バス人生初の旅に

 

旅の途中様々な人と出会った彼女

いよいよ伝道師と対面するが・・・

 

という物語です。

 

物語は1960年代アメリカが舞台。

 

人種差別が当たり前の時代

VIOLET」にも色濃く反映されています

 

ミュージカルというと

華やかで陽気な作品が多い中

VIOLET」は地味!

 

賑やかな場面もあるのですが

登場人物の心の移り変わり

じっくり描いていきます

 

派手な作品が好きな人には

かなり物足りない芝居かもしれませんが

私は終始引き込まれてしまいました

 

 

最近は大劇場で上演される王道ミュージカルより

人間の内面をじっくり描く作品

心が惹かれます