高田松原津波復興祈念公園の中には
震災遺構がいくつかあります。
その中のひとつがタピック45です。
これは以前の道の駅高田松原の建物で
国道45号線沿いにあったので
この名称になったそうです。
内部には観光案内所、売店などがあり
建物の反対側(海側)には
野外ステージもありました。
津波で甚大な被害を受けたのですが
もしも津波が押し寄せた場合
被害を最小限に抑えられるよう設計されていたため
建物は流されずに残ったそうです。
反対側にまわってみると
建物がせり上がっていました。
このせり上がりがあるために
津波で流されるのを防げたようです。
このせり上がりは
併設されていた野外ステージの観覧席だったそう。
その野外ステージの名残もありました。
建物の上部には津波で流れてきた
浮きや網らしきものが残っています。
側面には津波がここまで達したという標記が。
14.5mというと
建物では4階ぐらいの高さでしょうか。
高田松原津波復興祈念公園はとても広く
全面積は東京ドーム28個分にもなるそうです。
何も知らなければ
海沿いに広くてきれいな公園があるんやなあ~
と思ってしまいそうですが
震災前はこの場所に町があり
人々が生活していました。
奇跡の一本松、ユースホステル
タピック45などを見ていると
これらが何かを語り掛けているようで
この場所を離れることが
なかなかできませんでした。
陸前高田の情報はこちらからどうぞ。
【公式】陸前高田市観光サイト|高田旅ナビ - (takanavi.org)
快晴の空の下、3時間近くいたと思います。
前日の大谷海岸も2時間以上いたので
2日間でかなり日焼けしました・・・。
続く。