森ノ宮ピロティホールで
「インヘリタンスー継承ー」を観てきました。
上演時間は何と
6時間半!!!
たまたま目にした新聞に
この芝居の記事が載っていて
上演時間が6時間半とあったので
ただそれだけに興味が湧き
予備知識なしでチケットを買いました。
物語の詳細についてはここで触れませんが
ニューヨークのゲイ・コミュニティを舞台に
3世代の人々の葛藤と愛憎を描き
人々がありのままに生きることができる社会とは?
を問う中身の超濃い~~~~~~芝居でした。
演出もきわどいものがあり
演劇としては珍しい15歳未満は鑑賞不可の
指定でした。
と言っても物語はテンポ良く進み
緊張感の中にも笑いがあったりと
アッという間に終わってしまいました。
出演者は膨大な量のセリフを喋り
ほぼ全員が舞台に出ずっぱり。
その熱量に圧倒された芝居でもありました。
どうやって芝居を作り上げたか
稽古場を覗いてみたかったです・・・。
6時間半の芝居ですが
前篇・後篇とに分かれていて
どちらか一方だけ観ることもできますが
私を含めほとんどの観客は
全編通しで観劇されていました。
同じ演劇でも先日観たOdessaや
大好きな松竹新喜劇
ミュージカルとも全く雰囲気が違います。
100本の芝居があれば
表現方法は100通りあるんやな~と
改めて思った次第です。