先月のミュージカルに続いて、今日はオペラ観劇に行ってきました
今日のオペラは、子どもOKだった事もあり、初心者にも優しい日本語使用
ストーリーを追いやすい様な工夫が随所にあったので、ずいぶん大人向けの物語でしたが、ちび助楽しめたようです
長男の時は、小5か小6の頃に?イタリア語でのトスカだったので、かなり難しいなあという感想でした。
その後、しばらくは、“また行きたい”とはならず、、、長男がもう一度オペラに興味を持つのは、高校?くらいの時でした。
土曜講座で講義を受けた時であったと思います(思い出してみれば、長男氏
はオーケストラコンサートも自分から行きたいとは決して言わなかった。行くならそれなりに楽しんでくれてましたが。音楽への興味は中高一貫校の中で、良家の子女に交わる生活の中で、教養を身につけなければと本人が思うようになってからな気がします。子ども時代は、母
、頑張って連れ出してましたが、ノー興味の人だった!)
長男も次男
も、残念ながら音楽家になる雰囲気は無い人達なので、音楽関連の習い事や音楽鑑賞の目的は(2人とも、何一つモノにはならないピアノ、と、長男はソルフェージュ、次男はバイオリン)『いつかの、何かのための、彼らの人生が彩り豊かなものになりますように』という、ふわふわっとした親心ゆえですが、、、聴覚の過敏さで、音楽関連のイベントがずっと苦しかった次男
が、ここにきて、音楽好きになってきたのは本当に嬉しいことです。
今日はラストの拍手の場面でもとうとう耳塞ぎは無かったですし(先月のミュージカルはアンコール拍手?辺りで耳塞ぎが出てました)、面白かったと喜んでいました。
(ストーリーは微妙だったようで、苦笑いしてました・・・『悪い人が何人かいた(多分、カルメンとホセ)』、と、感想を言いながら顔を顰めていましたが、笑。)
ちなみに、音楽好きの夫も楽しかったようです
わたしが帰り道で、『子ども達が将来、カルメンみたいな女性を家に連れてきたら絶望しそう
』と言ったら、『同感』『カルメンはカルメンで自殺願望あるとしか思えない煽りだったと思う。』と笑っていました。
長男のお話
美術館に行ったり、音楽鑑賞したりという子ども時代の経験は、その後の彼の様子を見ていると、とても大事な事だったなあと思います。
長男の通った灘校は、勉強が大好きな人達の集まりでしたが、勉強だけでなく、スポーツや芸術に秀でている子達もたくさんいました
親御さんが会社を経営していたりお医者さんだったり士業だったり、自然と教養を身につけて育った様な子達が多いのだなあという印象もありましたが、そうでなくても、勉強を教えるという狭義の教育ではなくて、情操教育に熱心なお家が多いように思っていました。
長男の周りが特にだったのかもしれませんが。
長男は高校生になった頃に、自分が、普通の家庭で育ったわりには、ひと通りの芸術や古典の文化をほんの少しでも経験していたということに気付いたらしく、心強かった?ようです。(別にしてなくたって大丈夫だと思いますが、実際に体験したことのあるものは、話題に上った時に理解しやすかったし嬉しかったと言っていました
)
これについては、どこかのタイミングで、お礼を言われた気がします、笑。
そういえば、食事の面でも、名の通ったお店で懐石やフレンチを食べる経験をと思い、小学校の高学年に入ってからは、多少背伸びをしつつ
、ドレスコードのある様なお店に連れて行ったりもしていました
そういう経験が、意外と役に立っているそうなので、親としては嬉しいです
次男にも、頑張ってあげたいなあと思います
が、、、2周目ってなかなか大変ですね(^^;)
音楽も美術も、日本の古典芸能もスポーツも、フルタイムで働く身で経験させてあげたいと思うと週末がどんどん潰れていくし、お金はかかるし、、、しかし頑張ってあげたいm(_ _)m・・・日々葛藤ですが、、、兄弟
に、同じことをしてあげたいと思っているので、気力、体力、財力の続く限り頑張ってあげたいなあと思う今日この頃です