なんと短いと感じる一年だったことでしょう
ちび助の小学一年生が終わります。
年長さんの一年も短く感じましたが、この一年間は一瞬でした。
私立小学校初体験ということもあって、母のわたし自身はなんだか凄く疲れた気がします。
恐らく長男の中学受験の伴走より疲れたという感がありますm(_ _)m
何しろ、転校しました。(公開記事で初めて書きました、笑。)
長男にとっての私立の母校が、あまりに良かったので、自分の中で私学の素晴らしさがかなりフォーカスされ過ぎていたのかもしれません。
次男と見る私学の世界はもう少しフラットに、見ざるを得なかった、苦。
次男には、長男には無かった特性といわれるものがあって、それを抱えた状態で、この年齢では外注丸投げは未だできなかったともいうことかもしれない。
私学にはやはり個性があり、子どもの性質との相性次第で、得られるメリットもデメリットも大きくなる、、、
そして、小学生には距離は負担でしか無い、、、
そんな当たり前の学びが、結局、我が家の得たものであった事なのかもしれません(^^;)
幼少期から、悩んで悩んで、考え抜いて選択した小学校受験でしたが(そのために転職もしたのになあ、笑。)、同じかそれ以上に、悩んで悩んで、考え抜いて転校しました。
学校に迷惑をかけるタイプではないので、今の時点ではどこまでも過剰適応状態が続いていって、、、最終的に自滅するのかなという事も分かりました。
無理し過ぎずにSOSを出すと、その信号はきちんと拾ってもらえて、護ってもらえる。学校という絶対に見える場所ですら拒否できる。しかも、転校という手段が現実的に存在して、やり直すことができる。やり直したら楽しくなった。
この子の性格で、人生の早期にその体験ができたのは良かった事かもしれないなと、今では考えています、笑。(円満に撤退して、円満に新生活に滑り込ませるというミッションを前に、母の胃は穴が開きそうでしたけど)
今の本人を見ていると、毎日楽しそうで、今年度の後半、ずいぶん伸びたなと感じるので、出るという選択は良かったのかもしれないなと安堵のため息に苦笑する毎日です
人間万事塞翁が馬
長男を見ていると、“七転び八起き”という言葉そのものだなと思います。
光も強く当たる子ですが、穴にドーンと落ちることも(見ていると単に因果応報。)よくあります。
けれど、意外と“落ちた”と思った感覚は単に視野が狭いために感じた誤りで、後に、その小宇宙で素晴らしい出逢いや成果に恵まれるようです。
次男を見ていて、この一年だけでも、そうないうものなのだなあと強く感じました。
恐らく、自分自身の人生は主観が入り過ぎて解らないのだと思いますが、きっと自分もそう
大切なのは、選択した道を、時には、自分ではない誰かに選択が委ねられた結果の、望まない道を、全力で歩むことではないのかなあと思います。
感謝と、エリクソンのいうところの基本的信頼を失わずに。
桜の木の幹がほんのり色付いています。
もうすぐ桜の季節ですが、日々を精一杯、明るい方へ、陽の当たる方へ、子ども達と歩んでいけたらいいなあと思います。