【桜の違い】
昨日 この桜が、咲いていた。
これは、河津桜らしい。
この早く咲いてくれる桜は、いつも
ちょっとしか無い、公園とかにある。
2、3、4本くらいだ。
私は、あっ、咲いてる！可愛い！ウグイスが来てる、いいねぇ、と思った。
思わず写真を撮影したが、ほっこりした。
でもそれだけだったのだ。
毎年そうなのだ。それだけだったのだ。
だけど、よく川沿いや並木道に咲く
いつものあの桜、、ソメイヨシノ、、
あの桜に対する気持ちは、そんなもんじゃない。
ソメイヨシノが咲くときの、異常なまでのあの愛しさ、生命力、、あれは、なんなんでしょう。
長い冬をこえ、やっと春が来たという
高揚感、、そして命を遺伝子レベルで感じるあの気持ち、、。
儚さ、いや、花はみんな儚いよな、、。
同じ桜なのに、今咲いてる桜とは、違う、これは、ソメイヨシノの方が多いからなのだろうか、、数のせい？
うーん。
いや、そうじゃ無い気がする、、ソメイヨシノのあの色も好きだ、生命の内側の色。
うーわーってなる、そして、あとどのくらい君といられるのかと考えるのだ。
咲き始め、満開になり、君はあっという間に散ってしまう。
何故なんだ、あの愛しさは、何なんだあの切なさは、、。
昨日それを考えていた。
何故、桜、、ソメイヨシノにだけ
感じるあれは、なんなんだろうか。
昨日わからなかったのだが
ソメイヨシノは日本で最も有名な桜だ。
日本で栽培されているソメイヨシノすべてがクローン（挿し木や接ぎ木などでの繁殖）で増やされたため、一斉に開花するという特徴があるから、、
この一斉に咲くっていうのもだけど、
クローンってのも、なんか、
潜在意識的な繋がりを感じるからなのかも、、いや、もうちょっと考えてみよ
う、、。
うん、まだ時間はある。
まだ、ソメイヨシノが咲くまで。🌸
蓮音まゆ
