【チップ文化】コロナ禍になってからネット上の投げ銭文化がより、表に現れたけど、なかなか無料の配信でネット投げ銭なんてハードルが高いよねってことを考える。
そもそも無料で見れるものに、投げ銭って、どうなのか。
そもそもどうなのか、そして、投げ銭ってなんなのか。
そんなことを考えています。
投げ銭って、いわゆるチップ的なものかなと思うけど、日本はチップ文化が海外ほどは無くて、例えばレストランやホテルなどでは、会計のときに、サービス料がナンパーセントか会計の中に加算されていたり、ちょっと良いレストランや夜のお店では、テーブルチャージとか、tax、サービス料という形で既に支払いに入っています。
夜22じを過ぎたら、レストラン、飲み屋、タクシーなどでは、深夜税が加算されたりと、料金の中に含まれてるのが多いよね。
そんなことを考えていたけど、海外に遊びに行くと、(アメリカやイギリスに行ったとき)
チップが、当たり前の国だったから、タクシー乗っても、レストランでも、ホテルでも、チップを支払っていました。
日本では考えられないけど、NYのライブハウスでは、ドリンクを一杯注文するごとに、チップが必要だった。
そうかぁ、一杯ごとに1、2ドルいるんだねと思いました。
チップの相場は、一般的なレストランでは、15~20%
高級レストランではサービスの質にかかわらず20%
美術館やレストランのクロークでは、、コートや荷物を預けたりして受け取りの時に、ひとつの荷物事に1~2ドルのチップ、ホテルのベッドメイキングに、2、3ドル。
ライブハウス同様、カウンターバーでも、1杯につき1ドルチップ。
タクシー15~20%くらい。
海外や国によって文化は違うけれど、アメリカなんかだと、チップをもらうのが、前提としてあるので、時給が低めに設定されているから、チップは死活問題というのがあるというのも聞いたことがあります。
NYに行ったとき、レストランで店員が近くを通ったので、呼んだら、ああ、そこは私の担当のテーブルじゃ無いからと言われたことがありました。
なるほど、担当の持ち場範囲が決まってるのね、それもチップに関係するのねと言う、、。
投銭(なげぜに、なげせん)を調べると
大道芸人などに、対して見物人や通行人が投げ与える銭のこと。
そしてまた、2010年代後半には、インターネット用語として「投げ銭(ネット投銭(ネットなげせん)が派生した。
またソーシャルチッピング、ソーシャル投げ銭とも言う。
と書いてあるので、ネット投げ銭は、本当はだいぶ前から存在はしていたらしい。
まったく知らなかったけど。(ニコ生とかではあったかも)
だけど、私が初めてネット投げ銭を頂いたのは、やはり2020年夏コロナ禍以降だった。
なかなか生のライブが出来なくて、キャンセルしなきゃいけないライブとかもあったので、配信ライブでネット投げ銭を頂けたのは非常に嬉しく、助かりましたし、活動を継続する礎となりました。
それまでもずっとずっと昔から、私は、ライブを無料配信をしていたけど、それに対してあまり良くない意見もありました。
それは自分の価値を下げていると言われることもあり、逆効果と言う人もいて、でも遠征ライブに行ったとき、ライブに行けない人にみてもらうのに、配信ライブは、私にとって、とても大切な繋がるためのツールでもありました。
その頃は、ネット投げ銭をいただくと言う頭が無かったし、そんな空気も無かった。
それまでは、私の中にその概念が無かったのだ。
コロナ禍以降、ライブハウスが配信システムを導入したように、私もそれまではスマホだけでの配信だったものを、パソコンからのインターフェイス配信を導入しはじめた。
最初は、とても手間がかかり、めんどくさかったけれど、パソコンからの配信は、マイクを通し、映像を流せるようになり、やれることはかなり広がりました。
日本で、投げ銭と言えば、大道芸人やストリートミュージシャン、あとはいわゆるショーパプと言うイメージが私はあるけど、、または、投げ銭と言う言い方ではなく、なんらかのサービスが良かったときなどに、心づけとして渡したり、タクシーでチップを渡したりと言うのが、思いつく中ではある。
そもそもチップは、いつからあったのか??
イギリスのパブからその制度が生まれたという説もあるが定かではないみたい。
イギリスの習慣だったのをアメリカでは1800年の南北戦争の後にあらわれたとか。
チップは、Gratuity (心づけ)とも呼ばれ、「サービスに対する任意の支払い」というのが本来の意味らしく
自由の国アメリカは、各々の価値観でサービスを評価し、それに見合った報酬を支払おうという考え方。
サービスを施すほうは、チップが少しでも多くもらえるように、より頑張って働きます。
だけど、アメリカでは、サービスが悪かったとしても、ウェイターやウェイトレスの態度や働きに多少不満があっても、必ずチップを支払うそうです。
どうやらチップは、「任意」ではなく「義務的な」もので、状況にかかわらず常に支払われているものとあります。
でもそれは、先程書いたように、時給や賃金が
想定通りのチップ料金が入らないと、最低賃金に満たないこともあるから。
だからチップありきで働いている。
アメリカのマクドナルドなどのファーストフードでは、チップは必要ないですが、レジにもし、よかったらチップ箱が置いてあったりします。
国が違えば文化も違いますが、日本のお店では、既にサービス料として含まれているのが多いですね、でもそれは店に入るお金ですね。
しかし、夜22時以降に働くと、深夜時給、賃金もプラスで発生していますね。
日本では、なかなかチップや投げ銭は、海外ほど浸透はしていないと思うけど、やっぱりサービスがよかったら、内容がよかったらと言うのが日本では、一般的なのかなと思うのです。
今は、また緊急事態宣言もでているし、なかなか難しいとは思うけど、やっぱりやれることに、ベストを尽くしていきたいなと思う。
よりよいサービスが提供できて、続ける循環が出来るように。
