今日は、リアタイで「サンデーソングブック」聴いていました。

 

達郎さん、怒ってる感じでした。

松尾潔氏に腹立ててたような気がします。

 

松尾氏の言うことは、一点の曇りもなく正論なんだろうけれど

少し違和感あります。

ちょっとキャンドル・ジュン氏に似てるというか

自分の問題に

思い切り達郎を巻き込んだなーと思います。

松尾氏の人相も

口元が大きく歪みがあるんだけど

腹の中で思ってることと、言ってることが違う人の人相なんですよね…。

歪んでくるのよね。

 

わたし自身は19歳の時からの達郎ファンでした。

47年になります。

ファンクラブにも入っていたし

コンサートにも何度も行ってました。

でも、だんだん行かなくなりました。

歌が演歌っぽい歌が増えて

歌い方もちょっとねちっこくなって来たりして

歌謡曲っぽくなって来てたのもありまして。

 

若い頃の達郎さんは、反体制的で反骨精神旺盛で

そういうところも好ましく思えたりしていました。

 

ファンクラブの会報で読んだと思うのですが

達郎さんが、結構な長いスランプに苦しんでいた時に

スマイルカンパニーの前社長の小杉理宇造氏が持って来たのが

ジャニーズのKinKi Kidsのデビュー曲の仕事だったと。

それをキッカケにスランプを脱したらしいので

とりわけ小杉氏とジャニー喜多川氏への恩義は強く感じてるのじゃないだろうかと思います。

 

達郎さんが何を一番大事にしているかと言えば

やはり自分の音楽ライフだと思うので

その一番苦しい時期を支えてくれた小杉氏とジャニー喜多川氏には

特別な想いがあるのだと思います。

 

達郎さんは意外と古風なところのある人間で

竹内まりやの両親に挨拶に行く時に

虎屋の羊羹を持って行ったとか言うところにも伺えるように思えます。

 

きちんと関係性を作って、家族ぐるみで関係性を継続して行くのが達郎さんなんでしょう。

そして、その強い結びつきが、ある意味、自分の土台のようなものになって行き

小杉家と喜多川家、藤島家と山下家、竹内家

もはや切り離して考えることは出来ないほどなのかなと思います。

 

松尾氏のやったことと言うのが

達郎さんの立場とか想いに全く考慮してないと思うところが

この人も、人の心が分かんない人なんだなと思うところなんです。

達郎さんに誘ってもらったというなら

もうちょっとコミュニケーション取っとけばよかったのになあと思うところ。

自分もジャニーズ事務所の仕事しておきながら、いきなり?

BBCの報道があったのを機にと言うなら

事務所ともう少し話し合っておけば良いのにと思う。

辞める時も、直接達郎さんと連絡取れば、もう少し違ったんじゃないのかなと。

 

契約解除の理由は、今回の松尾氏の発言も原因であると

しかし、それだけではないと言うのも、おそらく本当なのだと思います。

多分、これから、松尾氏の問題発言というのも出て来ると思うんですよね。

松尾氏は、共産党なのかな?

政治的な発言も結構しているようだし、

政治的にはノンポリシーの達郎さん、SCとは相容れないことも増えていたのかも知れない。

 

達郎さんとしては、自分の信義に基づいて

ジャニーズ事務所=藤島家に礼を尽くしたのでしょう。

それは、とても山下達郎らしくあると思います。

 

それでも、達郎さんも、喜多川氏の性加害について

あまりに無頓着過ぎるので、そこは大変残念。

 

達郎さんの報告の後に

昔の曲がかかって、それは、本当に良い曲で

なんだか、悲しかった。

 

若い時は、反体制派だった達郎さんが

いつしか体制側に取り込まれ

反骨精神は、偏屈な主張に成り下がってしまったように思えて。

自分自身が、すでに権力を持つ存在であることを理解し

傷ついている大勢の人がいると言うこと

もう少し、考えて発言してくれたら

達郎さんの数々の作品も、もっと輝きを増していたと思う。