2006年のイラク。アルカイダ幹部が対象となる任務で現地のとある住宅を隠れ家とするアメリカ海軍特殊部隊は、敵に察知されて周囲を包囲されてしまう。彼らは無事そこから脱出できるのか。
痛みと苛立ち、それに伴う恐怖。戦争という過酷な状況は、傲慢で粗雑な兵士の判断によって市井の人びとを巻き込んでしまう。この理不尽な状況に正義はない。私たちが目の当たりにするのは、愚行と精神の疲弊である。大義とは何か。その虚しさを問う主題で締めくくる。ならばラストのメイキング映像や部隊員のスナップ写真は興醒めである。こんな演出をすると、窮地から脱出する武勇伝と解釈してしまうのでは?アメリカ万歳でやり過ごす気質ではこれからも戦争はなくならない。
なぜ言葉(対話)でなく、暴力(武力行使)なのか。戦争は為政者の利権や体裁が中核となっている。民の意志が引き金となって紛争は始まらない。権力者は兵隊の命やメンタルは鼻で笑うぐらい軽視しているだろう。何が愛国か。忠誠を誓うんだとそそのかされるなかれ、世界中の人びとには等しく生きる権利がある。防衛力や核保有という喧伝の裏で暗躍する人の狡さを私たちは認識しよう。これはアメリカではなく日本の話である。
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