「REDリターンズ」 | やっぱり映画が好き

やっぱり映画が好き

正統派ではない映画論。
しかし邪道ではなく異端でもない。

【ネタバレ】あります。すみません、気を付けてください。

REDリターンズ


今年最後の作品。ブルース・ウィリス大好き父娘は
母が仕事なので、二人劇場に向かう。

1作目は正直そんなに面白くなかった、なので、
全く期待せずに観ると、意外と面白い。
ただ、後半の展開は失速感が否めない。

今回も退役したCIAの元スパイ達の奮闘ぶりが主題。
冒頭のツカミや前作の登場人物を含め、
今回、誰が敵か味方が分からない設定がイイ。
初期のルパン三世ってこんな感じで、
五右衛門や不二子ちゃんが裏切ったりしてたよなぁ…

ジョン・マルコビッチの悪ノリキャラはハマリ役だし、
イ・ビョンホンは己の肉体美を見せたがる。
皆がヤリ過ぎ演技の中、大御所アンソニー・ホプキンスが少々物足りない。
それがクライマックス、空港のシーンが盛り上がらない原因なのか。
観客は言わずもがなレクター博士を期待してるんだから、
もっと狂ってほしいし、なんか強引、雑なんだよね、オチが。

もちろん主役ブルース・ウィリスも頑張ってる。
だけど、今回もダイハード最新作同様、
「核」の扱いがヘタクソ、もっと丁重に運んでよ、
核じゃないけど「恐怖の報酬」という名作知らんのか?
そこに笑いがあるんだから…これじゃ被爆国民も落胆してしまうよ。


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