ローギヤード化の方法も色々。 | じてんしゃ屋佳の店長日記

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日頃の店を通じての出来事をつらつらと綴っています。

ロードのギヤ比を下げる時と言うと、スプロケットのワイド化が一般的ですが、

チェーンホイールで、しかも大胆にローギヤード化と言う手段もあります。

今回はスーパーシックスEVOのデュラ10S。

この時代はスプロケが27Tまでしかキャパがありません。

既に50/34なので一般的にはこれ以上は望めませんが、

これをSUGINO/OXにする事で46/30に思い切ったローギヤード化ができます。

スプロケはそのままなので、各ギヤのステップ比は変わらず、

変速時の回転差が小さくなり細目な変速に対応でるという副産物も。

 

昔のロードレースではその日のステージで使うスプロケをエースが決定し、

アシスト選手はそれぞれの脚質に合わせてFギヤを決めていたそうです。
現在はFギヤの組み合わせが決められてしまっていますが、

以前に比べて選択肢が増えているので、Fギヤで合わせるのも一つの方法になりました。

 

ちなみに今回はPFBB30に24mmシャフトのクランクでしたのでこのBBを使用。

TOKENのNinjya。

 

基本的に元のBBを抜いて入れるだけで対応できます。

リアスプロケをワイドにできれば更なるローギヤード化も可能。

険しい奥武蔵の山々でも登れるかも!?しれません(^^♪

 

グラベル用に小さいギヤを使用したクランクが登場してきています。

クランク側でギヤセッティングというのも試す価値ありですよ~。