本日の作業はクランクのペダル用のネジ山のヘリサート加工。
リコイルとも言います。
MTBで僕なんか比べ物にならない位ガンガン飛んでゆく人なので、
相当の負荷がかかりネジ山が崩れてしまったものと思われます。
せめて左クランクなら補修パーツとして単品で入手して簡単に済ませる事も可能ですが、
右クランク単品は無く、新品1台分なのでリコイルはとても助かります。
左もパワーセンサー等付いてたら・・・。
という訳でリコイル作業開始。
まずは普通にペダルタップを通します。
これだけでも使えそう?
でもペダル通してみるとかなりカパカパでトルクかけて締めたらつぶれそう💦
下のリコイル用オーバーサイズタップを見ると判りますが、この残った山がガイドの役割も果たします。
通常のタップに続いてオーバーサイズのタップに。
そしてタップを立てます。
想像以上に切子が出ます。
タップを通したらリコイル本体登場!
これがネジ山になります。
入るとこんな感じ。
挿入用のガイドを折って、ペダルを通して使えることを確認したら完成です。
ネジ山としては元々アルミに直に立っていた山よりはるかに耐久性高いです。
そうは無いですが、何かの拍子で供回りしてコイルが抜けても
また新しいリコイル入れるだけで復活もできます。
という事で、高価なクランクのネジ山ナメてしまっても復活できますというお話でした。





