先週金曜から株価の増減が激しい。自分が投資している日本株全体でも20%ほど一気に値が下がった。しかし幸いなことに、かれこれ10年以上前から投資しており、去年あたりからの日本株の急上昇に乗っかれたこともあり、投資金額に対して100%、つまり倍くらいに増えていた。100%の運用益が80%に目減りしただけなので、まったく動揺せずにすむ。むしろ今がチャンスかもしれないなら、買うとしたらどの銘柄かな…と探し始めると、ワクワクしてくる。

もし最近投資を始めたばかりで、運用益がマイナス20%になったら、やっぱりショックだろうなぁ…と思う。

以下の図は、「ウォール街のランダム・ウォーカー」という本で紹介されている米国S&Pに投資した場合の平均リターンを示したグラフ。切り取る期間によってリターンが良いときも悪いときもある。しかし投資期間を25年と長くとれば、年平均リターンは5.9%から17.3%に収まっていくという。投資対象が米国S&Pと日本株(しかも個別)では平均リターンに違いはあるだろうけど、要は10年20年と長期で運用すれば、よほど変な企業に投資しない限り平均リターンはプラスに収れんする可能性が非常に高いということ。

 

 

あくまで過去のデータを分析すれば、という前提付きではあります。しかし資本主義社会とか、自由主義とか、株式会社のありようといった社会の土台になるものが、今後根本的に変わっていくとは思わないので、この過去の法則はある程度信頼できると、自分は思う。その結果、時間を味方につけることができれば、2割3割の下落してもまったく心配しなくて済むというお話でした。

 

ちなみに値下がりした日本株の中で面白そうだと思ったダイキン工業株をちょいと買い足しすることにしました。単価が高いので5株だけですが…。日本も暑い、世界も暑い。今後ますます暑くなる、であるならば、今後世界の空調マーケットで活躍できる企業の株価も伸びるんじゃないですかね、という期待です。