娘の気持ち | .:*:・臨月での死産~また会いたい.:*:・           

.:*:・臨月での死産~また会いたい.:*:・           

2014年
2人目不妊で 3年間の妊活・不妊治療の末、授かった息子を臨月で死産。
死産後の気持ちの変化を綴ってます。

2020年
小6の娘、不登校について綴っています。

娘がここ一月前くらいから
やけに駄々っ子になった。




蓮が亡くなった時も
わーっと 赤ちゃん返りしたみたいに
駄々っ子になって




「蓮に生きててほしかった
   みんなに赤ちゃん見せたかった
   私だけ兄弟がいなくて寂しい
   早くまた赤ちゃんに来てほしい」


「死んだらどうなるのか、ずっと考えてる」



「ママは私より蓮の方が好きなの?」



とか、色々 と難しい場面というか
残された娘への対応や言葉かけに
悩む事がたくさんあった。










「大好きだよ」
「産まれて来てくれてありがとう」


とか
言葉で愛情を伝えたり


そのたび、自分なりには
精一杯やって来たつもりだけど











ここ一月くらいは
とにかく駄々っ子で

どうしたらいいんだろう…

って悩んでた。











同じ経験をしているママさんに
相談してみたら

「残された兄弟は〈お母さん、私はここにいるじゃない!もっと私を見てよ!〉って気持ちがすごくあるって聞いた事あるよ」

と教えてくれた。












涙が出た。










いくら口で良い事を言ったって

頭の中は  蓮の事や
今回の出来事
次の妊娠の事で

頭がいっぱいで



いつも上の空だって
見抜かれてるんだよね。











今日は子育ての本を買って見てみた。


そこで

「子供が一番辛いのは叱られる事ではなく、無関心だ」

と書いてあり






私がしている事は これなのかもしれない
と思った。










娘も もちろん 世界中で一番 愛してる。

蓮も 同じだけ 世界中で一番 愛してる。









娘からしたら
目の前にいないのに
蓮はママの心を独り占めしてて

ずるいよね。











だけど、

不思議な事に 亡くなった子は

今 生きている誰よりも

私の心を占めている。













死別の悲しみって

なんだかインフルエンザとかノロとかのウィルスにかかっているような…


バットで思いっきり バンッ!って殴られて
心が大ケガしているような…




そんな感じ。






だから  インフルエンザなのに
プラスして骨折してるのに
思い通りにならない子供と向き合って相手したり
癇癪に付き合うのは

本当に簡単じゃない。









目に見える怪我なら

子供だって分かってくれると思うけど







心ってのは目に見えないから
本当に難しい。













娘よ。

ごめんね。









気づけただけでも 良かったのかな。

これから 少しずつ少しずつ

娘へも目を向けたいと思う。