6年生、最後の夏休み。
中学受験を控える息子にとって、勝負の夏休みがスタートしました。
塾の夏休みのスケジュールは、本当にハードです。
朝10時から始まる宿題教室。
これは授業ではなく、それぞれが宿題や復習、自分の課題に取り組む自習の時間です。
10時から11時20分まで80分。
11時30分から12時50分まで80分。
昼食後、1時10分から2時30分まで80分。
宿題教室だけで合計240分(4時間)。
その後、2時40分からは授業。
夕食を挟みながら、
国語・算数・理科・社会の4教科を学びます。
朝9時半に家を出て、帰宅するのは夜9時頃。
小学生とは思えないほど、本当に長い一日です。
でも私は、このスケジュールを見た時、
「このやり方は、うちの息子には合わないかもしれない。」
そう思いました。
もちろん、このペースで力を伸ばせる子もいます。
でも、4年生から息子と勉強を続ける中で、私には大切にしてきた考え方がありました。
それは、
「長時間勉強すること」よりも、「効率よく学ぶこと」。
ただ机に向かう時間を増やすのではなく、
集中できる時間にしっかり集中し、休む時はしっかり休む。
その方が、息子は力を発揮できることを、この数年間で何度も感じてきました。
だから今回も、
4時間の宿題教室には参加せず、
家で40分集中して勉強し、休憩を入れる。
それを午前・午後・塾から帰ってきてからの3回行う。
「我が家には、このやり方が合っている。」
そう判断しました。
受験は、人と同じやり方をすることが正解ではありません。
大切なのは、
我が子が一番力を発揮できる方法を見つけること。
4年生から試行錯誤しながら積み重ねてきた学び方が、今のこの選択につながっています。
もちろん、この選択には一つ大変になることがあります。
それは、
家で勉強するということは、母のフォローが必要になるということです。
時間を管理すること。
分からない問題に出会った時。
集中が切れたら声をかけること。
気持ちを整えながら見守ること。
始まる前は、
「一人なら何とかなるかな。」
そう思っていました。
でも実際に始まってみると、
想像以上に大変でした。
そして前半戦。
私は一つ、大きな失敗をしました。
心に余白がなくなり、
息子にイライラしてしまう日が続いたのです。
勉強が予定通り進まない。
行動がゆっくりに見える。
何度も同じことを伝える。
そんな毎日の中で、
気づけば息子とぶつかることが増えていました。
でも、その出来事があったからこそ、
私は自分自身を振り返ることができました。
「あれ?私はどうしてこんなにイライラしているんだろう。」
そう考えた時に気づいたのは、
疲れていたのは、息子だけではなく、私自身だったということです。
教員時代を思い出すと
心に余白がない時は、
子どもに寄り添いたいと思っていても寄り添えません。
家庭でも全く同じでした。
だから私は、
「もっと頑張ろう。」
ではなく、
「まずは自分が休もう。」
そう思いました。
睡眠をしっかり取る。
好きなことをする。
少し立ち止まる。
母が整うことも、
子どもを支える大切な役割なんだと改めて感じました。
夏休みも、気がつけば中盤です。
前半戦は、
息子だけでなく、
母である私もたくさん学んだ時間でした。
受験は子どもだけの挑戦ではありません。
親も一緒に悩み、
迷い、
成長していく時間なのだと思います。
そして、これから後半戦。
時間が短い分
焦る日もあると思います。
思うように進まない日もあると思います。
でも後半戦は、
勉強だけを頑張るのではなく、
私自身の心の余白も大切にしながら進んでいきたい。
余白がなくなると、
「早く。」
「まだ?」
そんな言葉が増えてしまいます。
でも余白があると、
「今日はどこまでできそう?」
「何時から始める?」
そんな関わり方ができます。
息子を信じるためには、
まず母である私が整っていること。
それが、この前半戦で一番大きく学んだことでした。
この夏の目標は、
第一志望に合格するために勉強をするだけではありません。
親子で笑顔を失わず、
最後まで走り切ること。
そのためには、
息子の勉強時間だけではなく、
母の休息も必要です。
受験は、
頑張ることも大切。
でも、母も
頑張り続けるためには、休むことも同じくらい大切。
前半戦での失敗があったからこそ、
私は後半戦を、もっと穏やかな気持ちで迎えられそうです。
焦らず、比べず、
我が家のペースで。
息子を信じ、
そして自分自身も大切にしながら、
親子でこの夏を歩んでいきたいと思います。🌻