琵琶湖での水中捜索で見つける可能性を高めるのは正確な場所が一番大事
今日の水中捜索は、白髭神社の鳥居の近辺。
水中捜索に快諾して頂いた宮司様ありがとうございます。
元々人気のある神社だが、
近年サップの人気スポットにもなっている。
来場者があれば、スマホを落としてしまう人もいる。
ってことでスマホの捜索依頼です。
鳥居の支柱からセンターまでの間で3m位沖ってことでイージーかと思われたが・・・
色々カウンセリングをして、6m沖の右側の支柱から南側と予想。
まぁそれでも依頼主の意思を優先しないといけないので、そのへんもしっかり捜索できるようにパターンを形成。
高台から見ても水草が多く捜索ロープが使いにくいだろうなと思っていたが予想通りでした。
丁寧に捜索ロープを駆使して1mずつ50分捜索するもそれでも見つからず。
戻ったら依頼主の友人から当時の写真を送ってもらいました!
(これが後の一番大事なものとなった)
確認してみると・・・
・・・・
全然ちゃうがな!!😱
写真から検証してみると、支柱からさらに50m程沖で15m程南側・・・
一気に見つかる可能性が低くなってしまったが、写真という物的なヒントを得ることができたのは大きい。
とりあえず、写真から鳥居の位置から角度と距離を割り出すことができたのは大きい。
あとは、水面から私の山立てする能力と距離感だけが頼り。
神様お願いします!!
下から見ると神々しいぜ!
この辺かなと、捜索ロープを設置して、ガイドロープを設置している最中に。
間違いなくiphone14だね!
水中捜索で見つからないときは、たいがい違う場所を探しています。
私は、言われた場所しか探すことができないので落としたときは必ず場所がわかる指標を見つけておいてください。
今回も鳥居から3mと思っていたところから50m程離れている場所にありました。
距離感も沖からと陸からでは違うので難しいです。
写真がなければ、今回も見つからなかったと思います。
落ちている場所が正しければ必ず見つけます。
桟橋やマリーナから落とした場合は、視界が0cmでも捜索回収可能です。
今回は、写真があったから指標が正確になったので見つかりましたが、
岸から50m以上離れた沖では、距離感が難しく捜索範囲が広くなるので確率かなり低くなります。
また、琵琶湖は場所によっては、沖になると急に深くなり捜索できない場合もあります。
サップや水上バイクで遊ぶ方は、流された場合に備えて緊急対策にスマホは持っていてほしいです。
でも、防水ケースだけでは意味がありません。
必ず浮力体を付けて、水面に浮くようにしてください。
水辺では浮いていれば、助かります。
スマホは、浮力体。
人はライフジャケット。
ダイビングは、BCD。
水辺で遊ぶときは浮力体が一番大事だと思う今日このごろです。