みれれ(星乃みれいさん・15)が2年ぶりの東京アイドル劇場に登壇
2023年3月26日(日)13時の渋谷駅前の様子
あいにくの雨模様。しかし、この日は撮影会ではない。
買物を済ませ、14時に3年半ぶりになるだろうか、シダックスカルチャーホールへ
ダンチャレvsソロスペを見るためで、出演者は錚々(そうそう)たる顔ぶれ
初めて見る演者さんもいたが、名前は目にしており、これだけのために雨の渋谷に足を運んだ甲斐があるというもの。
みれれが登壇するまで、演者すべてのソロを見たところ、どことなくステージを含む会場内が重たい空気を感じさせていた。
ダンチャレを挟んだり撮影可のため、手拍子や声を出して応援するお客さんが少なかったこと、演者さんも大きなステージで緊張していたこともあったかもしれない。
その重たい空気を一変させたのが、トリを務めた2年ぶりのアイドル劇場登壇となった"みれれ"だったのである。
4年前の衣装をそのまま着こなしながら、のっけからハイテンションの、顔をくしゃっとしながらの登壇は、お客さんのハートをつかませるのに十分だった。
はいせーの!(みれれ〜)
みなさん、お久しぶりで〜す!
〈だってアタシのヒーロー。/LiSA〉
https://photos.app.goo.gl/isJfyXgM6RMGToMK7
久しぶりのみれれの歌声は、たしかに、ホール全体に響き渡った。
最高のフィナーレを刻んでみてよ〜
フレーってフレーって大きなエールが花開く〜
みれれ「2曲のどっちが良かった?」
はっしー「重苦しい雰囲気を変えた1曲目かな。みれれは演者のステージ見てた?」
みれれ「見てない」
はっしー「みれれがステージに立って変わったんだよ」
ステージに立つのが心から嬉しそうにしているのを裏付けるような上ずった声と、くしゃっとした顔を見て、それまで抱いていた不安が一瞬に吹き飛んだ。
「みれれは生粋(きっすい)のアイドル(歌い手)なんだな」
と。
了
…歌い手は、歌いたい気持ちを閉じ込めることができない(作詞家・阿久悠)