2018年11月18日に終止符を打った、あの"お掃除アイドル"を観ることになった。
2022年4月30日、東京スカイツリーで4人の個撮を終え、17時直前に会場到着
17時、「お掃除好き好き〜とても好き好き〜お掃除好き好き〜みんなも?(すっきー!)」
と、東京CLEAR'S SMILEのSEとまったく同じSEが会場に響く
ステージに立つ3人は後ろ姿
「このフォーメーションは、、(お掃除しましょ)」
2曲目、これもエモいCLEAR'Sの代表曲「ビビビ・ビューティー」
MCで自己紹介
美少女KAORI(14)のお手並み拝見というのが駆けつけた動機というべきではあったのだが、「掃除が大事」「スタハン」と続いた計4曲にただただ懐かしく(※「掃除が大事」は名古屋CLEAR'S発祥のため、聴き慣れているわけではない)、すっかり3年半前に時計を戻した感。
2代目東京CLEAR'Sとして、3月21日にデビューしてはや1か月過ぎての「初見」だった。
東京CLEAR'Sといえば、やはり先代を忘れてはなるまい。
先代東京CLEAR'Sは歌とダンスだけでなく、MCを含むエンターテイメントに長けていた屈指のお掃除ユニットアイドルだった。
つりビットらと並び、注目の異色アイドル3組のひとつとして、地上波プライムタイムに出演したこともある。
しかし、2018年11月18日に解散
日本武道館どころか、赤坂BLITZや川崎クラブチッタのワンマンも叶わなかった。
2代目メンバーはその"遺志"を知るべくもないが、個性を尊重したことで4年10か月(※沢辺りおんさんがCLEAR'Sを立ち上げ、2012年デビューではあるが、東京CLEAR'Sの再始動は2014年2月1日)もほとんどメンバーが変わらずに活動できたという事実のみを知ってくれればよいと思う。
観る側としても、かつてのファンは先代との比較に固執するのではなく、今の若さ溢れる3人(特にKAORI)がCLEAR'Sの良曲をどう表現するかを楽しみたい。
そして、CLEAR'Sを知らない方がほとんどなのであらためて付言すると、CLEAR'Sは東京だけではなく、名古屋、川越、仙台、熊本にもあるし、かつては千葉、横浜、大阪にも存在していたグループ。
楽曲は共通しつつも、ファンによるMIXの違いなど、比較するのも楽しみ方のひとつ。
と、3年半ぶりに東京CLEAR'Sを観た「初見」として偉ぶってしまったことを恐縮しつつ、2代目東京CLEAR'Sにエールを贈る意として、ここに残しておきたい。
了