【かなみ(緒川佳波・16)】には3月27日のアイドルとしてのラストライブ以来、実に約4か月ぶりに直接見ることができた(7月10日正午。新宿K’sシネマ)。
足かけ3年にわたって制作された長編映画「ロボット修理人のAi愛」初日の舞台あいさつだ。
ラストライブ2日前の3月25日、私はかなみから、
「7月10日は空けておいて!」
と言われていたのだった。
その時点で、ラストライブ後から7月10日までの約4か月、かなみには会えないことを理解していた。
7月10日、前日までの雨模様から一転して快晴、気温が上がり始めた午前10時にヒロイン「すずめ」役を演じた初出演映画がついに上映された。
初日であることや主演を含む舞台あいさつがあることもあってか、会場は満席。
あいさつでは
「コロナ禍で上映が遅れたが、快晴になって無事に初日を迎えられた」(かなみ)
と、笑顔で話した。
映画は榛名湖(群馬県)での撮影で、天候の変化に苦労したようだが、湖を望む崖の上からの撮影では、直前まで霧がかかって湖がほとんど見えなかったのが、撮影時には綺麗に澄み渡る景色になったようで、実に幻想的な情景がスクリーンに映し出されていたのだった。
ストーリーについては初日なので割愛するが、幻想と空想的な要素を織り交ぜた、愛の詰まった作品となっている。
かなみと直接話はできなかったけれども、女優として第一線に立つ過程となる記念すべき映画出演初日の晴れ舞台、約4か月ぶりの再会を素直に喜びたいと思う。