かなみ(緒川佳波・AnemOne)
2020年は、全世界の社会・医療が新型コロナウイルスに翻弄されたと後年まで語り継がれる1年となった。
国内を見ても、緊急事態宣言で在宅を余儀なくされただけでなく、スポーツでは東京オリンピックが延期、高校野球はセンバツ・夏の全国大会が中止という、先例がない事象が起きた(太平洋戦争での中止を除く)。
そんな新型ウイルスの脅威は、オンラインデビューで感染予防に注意を払ってきたAnemOneにも容赦なく襲いかかってきた。
2020年12月27日、年内最後のワロップ放送局(押上)に向かう途中、メンバーの1人が感染というツイートに衝撃。
同番組中に、この日の夜公演(高田馬場BSホール)及び12月29日の横浜でのライブが中止とのツイートも入り、同番組終了後の1曲ライブが2020年・かなみのステージ最後となった。
その発表とはー
発表の瞬間はがく然とはしたが、活動そのものは「長くて1年」とデビュー前から見越していたことから、かなみにとっては妥当な道程。
あとは2021年3月27日の初ワンマン・ラストライブが予定通りに興行されることを切に願う。
長くて1年と共に、かなみのアイドル活動は、このAnemOneが最後になるとみていた。
2021年は、いよいよ"本質の女優"としてのかなみを見ることになる。
2021年3月のラストライブと前後して、延期となっているヒロイン役を務めた映画(2019年撮影)が公開される。
その後の映像(映画・ドラマ)の出演は未定
未定を順風に変えていくには、ウイルスの終息が前提となる。
まだ16歳。未定だからといって急ぐ必要はなく、2021年が勝負の年になるわけでもない。
ワロップ放送局での番組(チャレモネ)で、2021年の目標・抱負について、かなみはボードに漢字二文字を書いた。
アイドル活動がかなみの本質とはいえないとは、よくこのブログで触れていたと思うけれども、かなみにとっては、女優になるために少しでも知ってもらうための時間であるのと同時に、楽しかったとふり返るアイドル活動なのかもしれない。
あれから2年後の2021年3月27日、同じ質問をしているかもしれない。あの時のかなみの答えを聞いて、
「またすぐに会える気がする」
と直感したのだが、今度はどうだろうか。
「2020年が、かなみの映画テレビ界に進出する序章になる」とは、元日の記事で触れてはいたが、新型ウイルスによって修正することになった。
2021年が、本当の意味で始まりを告げる年になりそう。
「女優として第一線で活躍する」勝負はまだ先
2年以上のアイドル活動は、決して遠回りや無駄ではなく、何らか得るものがあったはず
アイドル、そしてそれまで表現してきて得た、かなみなりの"経験則"を糧に、自信を持って少しずつ進めばよいと思う。
2021年もこのブログで引き続き、(女優として第一線で活躍するまでの)過程を描いていきたい。
最後に、かなみがボードに書いた漢字2文字とは、「努力」だった。