昭和時代の終焉は1989年1月7日に突然訪れた。昭和天皇が崩御した日の各テレビ局はすべて、日本の15年戦争といわれる満州事変から太平洋戦争終結までの映像を流していた。冬休みの補習から帰宅した私は、それにうんざりしてレンタルビデオ店に洋画を借りに行ったことを鮮明に記憶している(ほとんどがレンタル中に驚いたことも含めて)。
そんな暗いイメージを持って翌8日にスタートした平成も、今月をもって終えることになる。
このブログは平成を印象づけるような社会時事や芸能スポーツギャンブルといった、ある程度の方に共感していただけるようなことは触れていない。書いているのは、テレビ出演などマスコミにほとんど縁のないアイドルが主役。「オタク」の概念も平成で生まれ変化していく中で、私が抱くオタクとは、物事に固執するのではなく、人とのつながりを重視しているアイドルオタクだと解釈する。なぜなら、週末はもちろんのこと、平日でも休むことなく地上に上がれないアイドルを応援しに駆けつけるファンとは、オタク以外にありえないからである。
そんなオタクパワーを目の当たりにしても、感心することも呆れることもなく、マイペースでたまに都内に繰り出してライブを見て(お目当ての)アイドルと話し感じたことを、記憶喚起と後の思い出にするためにブログに残したいとするのが本旨。
5月から令和時代が始まる。新時代だからといってスタンスは変わらないが、気になるアイドル(本質は女優)が2人いるので、おさらいの主旨でとりあげたい。
その2人とは(もちろん)、「あずあず(和田あずさ・15)」と「かな⊂( ・ω・)⊃ブーン(緒川佳波・14)」のAK砲(※西武ライオンズ黄金時代の秋山清原両氏ではありません)。
AI(アクトレスインキュベーション・女優養成プロジェクト)で演技力を磨いた(佳波さんは進行中)ことが、アイドルだけにとどまらない活躍が期待できるのと、それに応えるだけの「顔」を持っていることが、破壊力を意味するAK砲のゆえん(事実、AI門下生から「ラストアイドル」として活躍するメンバーもいる。)。
あずあずはアイドル「君の隣のラジかるん(君ラジ)」で活動(ラジカルとは急進的であるさまをいう)、君ラジとしてもうすぐ2年、(あずあずは)超メジャー級スラッガーの呼び声高く、急進的にふさわしい大きなアーチを描きたい。
佳波さんは4月6日、「ホワイトキャンパス」研究生(12人)としてアイドル再始動したばかり。毎週日曜はAIシーズン8メンバーとして、昨年に引き続き演技力を向上させる。「あずあずは雲の上の存在だよ」と話す佳波さんのチャレンジは始まったばかりといえる。