12月30日、川越CLEAR'Sにとっての2017年最後となるライブが、川越Rotomで行われた。
川越CLEAR'Sは、先日(28日)にノンストップライブを行ったが、この日はノンストップライブ後半戦の名目で約70分を歌い、踊り尽くした。
川越Rotomはステージも箱も小さめだが、その分、メンバーは正確なダンスを求められる。60分以上のノンストップライブでも、普段から鍛練されているのか、足元の乱れはまったくないパフォーマンスを披露していた。
さらに会場には師走の慌ただしい中でも、たくさんのファンが駆けつけ、酸欠しそうな熱気と歓声が、メンバーに勇気を与えているようにも見えた。
川越CLEAR'Sは4月に15歳の新メンバー「神谷柚月」さんが加入した時点では、今後の飛躍を確信したが、7月に人気メンバー「成宮もも」さんと8月にダンスと歌唱力が1番の「羽風有紗」さんが立て続けに卒業したことで、上を目指すどころか、岐路に立たされたチームになってしまった。
この難局を班長「伊織あい」さんを中心になんとか立て直して今年を終えることができた、というのが率直な感想だ。1年で新メンバー3人も加入するなどは、安定した人気と実力を保つ意味ではタブーだが、やむにやまれぬ選択だったように思う。
この日のアンコールでは、サイコロで選ばれたメンバーが好きな曲を選ぶことになり、これに当選した神谷柚月さんは、4月の鶴ヶ島で行われたお披露目ライブアンコールでダンスが未完成のまま披露した「あの曲」を選択した。
さて、アンコール前に1人ずつ今年を回顧、来年の抱負を述べた。メンバーは、ステージに立てることの感謝を述べたが、「瀬戸りな」さんは、来年がアイドルとして岐路に立つことがわかっているのか、「大きな山があるが、野心を持って上を目指す」と強い決意を示した。
私は先月、瀬戸さんは同じ4周年を迎えた名古屋CLEAR'Sの「RYO」さんと通ずる部分があると触れたが、31日に卒業するRYOさんは進路を考えの決断だった。対照的に瀬戸さんは川越CLEAR'Sを支えてきた自負と、アイドル1本で上昇したい強い気持ちという意味では異なっていたのだと、瀬戸さんのこの日のステージの言葉でわかった瞬間だった。
今年加入の新メンバー、特に柚月さんへの期待が高まる中で、川越CLEAR'Sの上を目指す新たな戦いが、2018年に始まろうとしている。
なお、アンコールで柚月さんが自信を持って自身の成長を示す意味にも感じた選曲は、「愛と勇気のクリーンパワー」だった。
