10月14日は、CLEAR'Sにとって今後の分岐点となるふたつの大きな発表があった。
①横浜CLEAR'Sが11月26日をもって活動休止(メンバー3人全員が卒業)
②千葉CLEAR'Sの人気メンバー「ゆうあ」さんが12月23日の千葉CLEAR'S3周年記念ライブでの卒業
特に横浜CLEAR'Sは、苦難の時期に1人での活動を続けてきた「白戸マユ」さんが卒業することで、活動休止=事実上の「消滅」の岐路に立つことになる。
かねてから感じていたことであり、先日も触れたことだが、仙台、川越、群馬、千葉、東京、横浜、名古屋、大阪、熊本に点在するCLEAR'Sは、それぞれ単体での活動を続けており、名古屋以外の地域は集客に苦しんでいる。
よって、できるだけ速やかに、コラボないし協力体勢をとるべきなのだ。もちろん、その中でも仙台、川越、熊本の3地域が「サムライクリアーズ」を今年春に結成したのは評価しないといけないが、そのサムライも仙台の主力3人が卒業、川越も新メンバーが入ったとはいえ2人が卒業と、自らのチームの立て直しに懸命であり、コラボどころではなかったのが実情かと思う。
横浜と千葉は合同ユニット「湾岸CLEAR'S」を結成して1か月ないし2か月に1回のペースで都内でライブを行っているが、「回せない」タイムテーブルになることがある。今回の発表があった10月14日の新宿でのライブも、東京CLEAR'S SMILEと川越が秋葉原でライブを行ったことで、ファンが分断する結果となってしまった。
かくいう私も、週初めは湾岸CLEAR'Sのライブがある新宿に行くつもりであったが、スマイルが2部にわたるライブが入ったことで、川越のライブを含む秋葉原に行くことにしたのだ。
このような重大発表にはぜひ立ち会いたかったが、2つの発表内容は想定外で、Twitterで知った秋葉原にいたCLEAR'Sファンも驚きを隠せなかった。
ただ、横浜CLEAR'Sの白戸マユさんについては、以前からの腰痛が快方に向かったというツイートは一切なかったことから、心配していたのは事実。
それが横浜CLEAR'Sの活動休止になった遠因になったかもしれないが、休止理由は公式発表を待ちたいと思うし、11月26日の卒業ライブには必ず参加しないといけない。
一方で、秋葉原でライブを行ったスマイルと川越については、特に川越のライブが最高潮の盛り上がりとなった。
川越CLEAR'Sとしての秋葉原でのライブは、班長「伊織あい」いわく、「久々過ぎていつやったか忘れた」そうだ。地元川越のライブよりもファンが集まったように思うが、それはスマイルから「回す」ことができたファンが多くいたから。
やはり、CLEAR'Sは単体で活動するだけでなく、他地域とコラボをしたり、回せるタイムテーブルを組んで、集客を増やす以外に「岐路に立つ」CLEAR'Sは生き残れない。特に関東にあるCLEAR'Sなら、工夫すれば可能なはずだ。
もちろん、解決すべき難所はあるだろうが、横浜のような結果を招いてはいけない。
他地域のファンが一同に集えば、大きなパワーになり、メンバーのモチベーションが高まるのは道理。この日の川越のメンバーのうれしさが爆発したい表情がそれを物語っていたし、私もまた、多くのファンと歓声の響きわたるライブを共有できて、気分は最高潮だったのだ。
やり方ひとつで、例えばスマイルと川越のコラボなど、できないことはないはずだし、ファンの声を聞いて一考願いたいとつくづく思った。
全国CLEAR'Sの先頭を走り続ける「伊織あい」さん
伊織さんとともに、川越CLEAR'S4周年の歴史を知る「瀬戸りな」さん
あばらを痛めて心配させたが、元気にステージに立ったスマイルの「星野みお」さん
星野みおさんと双璧の人気の「山本咲希」さん
MCもライブも底抜けに明るい「天音利梛」(あまねりな)さん
横浜CLEAR'Sを支えてきた「白戸マユ」さん
12月23日に卒業する「ゆうあ」さん