「死」に最も近いとされているすい臓がんという病気との5年半の戦いは、視聴覚、味覚の鋭敏化という副産物を残してくれました。そのためかどうかはわかりませんが、ADOBESTOCKでの採用数は、すい臓がん発見、手術、術後、再発疑惑と続く中で、大きく伸びてきています。
特に視覚は、両眼0.1だったものが、一度は、右1.5、左1.0までになり、今は右0.8、左0.3で、19歳で自動車運転免許証が交付されて以来の「眼鏡なし」なしで更新しています。
鼻は、なかなか臭覚が戻りませんが、聴覚、味覚は、鋭敏になっています。特に味覚は鋭敏な状況で、出汁の種類やコーヒーのブレンドの種類を言い当てるのは相変わらずです。
色彩感覚も鋭くなっていて、照度はもちろん、色温度や反射など様々な光に対して、敏感に反応するようになっています。
以前、昨年canonのミラーレス一眼R5をR5markⅡに買い替えようとして、発売日の2日前にキャンセルしたのも、R5markⅡの絵作り、特に、緑色が私の眼にはかなり違和感を感じさせるものだったからです。
この緑色はなかなか手ごわく、何となく15年ほど前にcanonかニコンで迷った際の緑の発色でニコンにしたことを思い出しました。そのため、しばらくはR5を使い続ける予定です。
canonかニコンで迷っている方は、緑の発色で選んでみるというのも一つの方法です。4000作品の軌跡を何とかまとめていきたいと思う今日この頃です。
