二つ目の分かれ道は、本郷の大学院で2年間研究に没頭できたことでしょうか。学部とは違い、一人当たりの研究費はけた違いで、解析などに要するコンピューターは当時最新式のTSSシステムで、予算はほぼ使い放題、期末になると使いきれない予算で最新式の計測機器を購入できたりと、以前書いたかも知れませんが、郷里の幼少期の和歌山での恵まれた教育環境を思い出します。

 

 この時、超高層建築の基礎となる「鉄」の基本的な組成から機械的性能、そして、設計までをわずか2年で習得し、社会人となってからは、入社後すぐに設計をしていました。

 

 このたった2年が、今では到底信じられない濃密な時間であり、友人関係、先輩後輩との交流など、その後の私の運命を決めていきました。

 

 ということで、今日も窓の外は快晴、体調も変わりなく、穏やかな一日になりそうです。

 

 

 昨日は、恒例となっている日枝神社への初詣でした。今日、箱根駅伝のテレビ観戦となりそうです。

 

《続く》