審査が少し進み、近くの公園で撮影した作品がすべて採用され、3046作品にまりました。

 

 

 昼下がりの太陽に照らされた大樹の写真です。このクスノ木の大木は春夏秋冬様々な姿を見せてくれます。一日の太陽の位置の変化によっても透き通って見えたり、緑の強いコントラストやグラデーションが現れ、時の経つのを忘れて、しばらく眺めていることもあります。

 

 膵臓がんになってから、視力が一気に回復して現在の運転免許証からは「眼鏡など」が消えているのですが、色覚も一層鋭くなってきている気がしています。

 

 特に、わずかに色温度が変化しているLED電球の街灯などは特に気にかかります。カメラの世界でも、各メーカーの色づくりには苦心しているようですが、今のところは私の色感覚に一番マッチしているのはcanonのように感じています。ライカは、「暗部のグラデーション」や、「暗部の線の細さ」など暗い部分の表現の良さをアピールしているようですが、私の感性にはマッチしません。以前は、ニコンのニュートラルな色遣いが気に入っていた時期があったり、FUJIのフィルムシミュレーションを試したり、GRの澄んだ青が気に入っていた時期もありましたが、今はcanonの色表現を気に入っています。

 

 これからですが、iPhoneはじめ、どのカメラでもRAWデータで撮影していますので、極力私の網膜に焼き付いた透きとおった「青」や、色飽和直前の真っ赤な「赤」、そして南フランスのひまわりや建物外壁の「黄」そして、その背後の「スペースブラック」を私なりの感覚で現像して表現していきたいと思っています。来年は様々な「色」を求める旅が増えそうです。