私の場合は、本業が建築設計関連ということで、建築の写真は40年以上撮り続け、バブル期は全国を駆け巡り、様々な風景も撮ってきました。私なりの作風というのがあったつもりでしたが、最近のAdobeStockで採用された作品を見ていると、それこそ花のクローズアップからビルの外装、八丈島の自然風景までジャンルは多岐にわたり、2000作品近い写真を見ながら、自分なりの表現ができているのかという自問自答したくなる今日この頃です。

 

 ポイントは光と感動、そしてそのままの表現というスタンスでしたが、どうしても、もう少し色を乗せようか、コントラストを強くして、エッジの効いた写真にしようかなどとAdobeStockでの審査を意識した絵作りになってしまうのです。

 

 採用数だけでは、2022年10月25日にコントリビューターとして初めて写真が採用されてから、1000作品採用まで15ヶ月近くかかっています。一方、最近では、途中入院をはさんでの実質100日ほどで800作品以上採用されているのは無意識のうちに審査を意識した作品作りになっているからかも知れません。

 

 「作風」は悩ましいですが、近々個展を計画していますので、改めて作品をに直す中で、自分なりの作風を作り上げたいと思っています。