写真天国 ースマホで今日から写真家の仲間入りー カメラの適材適所 | すい臓がんサバイバーhassiの日記

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2023年1月から9年ぶりに再開しました。2019年9月2日にすい臓がんの手術をしてからの闘いは今も続いています。

 もう20年ほど前に広報担当だった頃、プロの写真家と半年ばかりロケに同行したことがありましたが、その時のカメラマンの装備がメインが4×5インチのリンホフでロケハン用にニコン初代デジタル一眼レフD1を使っていた記憶があります。そのころから頻繁に海外に出かけるようになっていたのですが、写真家の先生に「世界を回るのに最適なカメラは何でしょうか」と聞いたときに即座に私が手にしていたガラケーを指して「それですよ」といわれたのをいまさらながらに思い出しています。

 

 その後も幾度か撮影に立ち会うことがありましたが、iPhone4Sを購入してからは、徐々にスマホカメラが軸になってきたように感じます。しかし、写りはまだまだで、ニコンのデジタル一眼をメインに海外旅行では様々な「コンデジ」を使っていました。

 

 特に思い出深いコンデジは、リコーGRです。初めてパリに出かけることになった3カ月くらい前にワイドコンバーターからファインダーまで揃えた記憶があります。その時の写真が下のポンヌフあたりからの朝のセーヌ川の写真です。

 

 

以後カメラの基準はここからの風景になっています。Lightroomで多少お化粧すれば、ミラーレス一眼に匹敵する絵作りには、いまさらながら驚かされます。

 

 さらに以前書いたようにiPhone6Sからは、コンデジ併用でしたが、メインはスマホになり、今では世界中に持っていくカメラは、iPhone15pro一択となっています。

 

 それに加えるとすれば、適材適所という意味で、ライムストーンの光に包まれたパリはGR、写真が突然上手になった錯覚に陥ります。NYでは黒の超高層ビルを細部までとらえるライカ、砂漠では防水防塵のOMシステム、風景なら高精細な色彩のcanonR5、業務用は宇宙でも活躍するnikonといったところですが、今や日常でも軸はiPhone15proになってしまっています。

 

 記録を残すという意味では、スマホが軸で、作品作りという点でもLightroomなどの現像ソフトを使うことで十分可能な時代になっています。