日本シニアオープン予選会(後半) | すい臓がんサバイバーhassiの日記

すい臓がんサバイバーhassiの日記

2023年1月から9年ぶりに再開しました。2019年9月2日にすい臓がんの手術をしてからの闘いは今も続いています。

競技は前半で、終わってしまったのですが、プロ3人のプレーをじっくり観察することと、様々なクラブを使って芝とのコンタクトを感じることで、最終戦の多摩シニアオープンに備えることに気分を切り替えました。

西コースの1番は、比較的長い打ち下ろしのミドルホールです。確実なフェアウェイキープを考えた、3番ウッドでのショットは、タイミングが早く、思い切り左に引っかかり、あわやOBかと思われたのが、木に当り、何とかグリーンを狙えそうなところまで出てきました。フライヤーしそうなラフで、7番アイアンか6番アイアンで迷ったのですが、6番アイアンでのショットは真芯を喰い、ピン筋に入り、やや奥にこぼれたものの、2パットのパー。

西コースの2番ホールは、緩やかな左ドッグレッグの素直なロングホールで、ティーショットは、久し振りのフェアウェイセンター。低いドローボールは、プロのショットを遥かに凌ぐものでしたが、スイングの違和感はどうしようもなく残り、2オンを狙った4番アイアンでのセカンドショットは、ソケット気味に右のハザード方向に飛び出し、またしても深いラフにズッポリ。第3打は、唯一好調な深いラフからの高い球で止める60度のショット。ピン左手前からややスライスラインを打ち切れずパー。打つ瞬間、ボールの下から蟻さんが顔を出し、思わずインパクトが緩んでしまいました。

次の3番ホールは、短いパー4。練ランでは、ダボで、何となくティーショットの方向取りが、しっくりこないホール。案の定、インパクトが緩みティーショットは右方向に。寄らず入らずのボギー。

次は、短めのショートホール。7番アイアンでのショットは、タイミングが早く、フェースの上っ面に当り、大ショート。9番アイアンでの転がしが、寄り切らず、2パットのボギー。ズルズル状態。

5番ホールは、右方向に打ち上げていくミドルホール。フェードで240ヤードでフェアウェイに置きに行くティーショットは、フェアウェイ右サイドのファーストカットに。7番アイアンでのセカンドショットは、とうとう出ましたシャンク。
幸い右の木に当り、左に跳ねて、深いラフにズッポリ。出しただけで、アプローチも寄らず、ダボ。ショットはどうしようもない状況になっていました。

6番は長い打ち下ろしのショートホール。7番ウッドでのショットは完全に芯を外し、左手前のカート道に止まり、ドロップするも、深いラフにズッポリ。距離感がつかめないまま、ピン奥5mに何とか2オン。カップにも嫌われ、ボギー。

7番は、ティーショットは比較的方向の出しやすいロングホールで、練習ラウンドでは、楽にバーディーが取れていたホール。ティーショットは、右方向にこすり球で、深いラフに、ズッポリ。何とか7番ウッドでグリーン手前の花道に運ぶものの、52度のウェッジの寄せは、予感通りのザックリで、次は、トップ気味でピンを大きくオーバー。バーディーチャンスが一転ダボのピンチに。情けない気持ちで、2パットのボギー。

自分のゴルフが全くできない状況になっていました。

8番ホールは、最難関のミドルホール。ティーショットは、右崖下で何とか見つかったものの、崖下から出し切れず、5番アイアンで2回刻むもグリーン手前のラフにズッポリ。60度で2mにオンするも、決めきれず、ダボ。だんだんと悲しくなってきましたが、気を取り直しての最終ホールのティーショットに。

最終のミドルホールは、ティーショットの落下地点の両サイドがOBという、大叩きのある要注意ホール。最後ということもあり、思い切って、ボールを左爪先にセットし、左のOB方向からフェードを狙ってみました。結果は、今日一番のティーショットで、左バンカー先のフェアウェイ左サイドをキープ。PWのセカンドショットは、上手くフェードでコントロールされ、ベタピンのカップ手前1.5m。真っ直ぐの上りを沈めて、この日初のバーディー。後半43。苦しいラウンドが、ようやく終わりました。

緊張感を感じながらも、プロの技も堪能できたラウンドでしたが、ボールとの間の取り方が最後になってようやくしっくりきた感じでした。

ゴルフの怖さを感じたラウンドでしたが、練習場で、ドライバーを打てなかった時の対応方法が、十分でなかったのが、大いなる反省点でした。

また、1番ホールのティーショットを3番ウッドで打つことを決めていたのが、迷いが出たまま、ドライバーを使い大きく曲げてしまったことが最後まで尾を引いてしまいました。