こんにちは~(^^)/
今日は、いきなり、マントラの伝授からいきますね(いらない人はスルーして下さい)。
”オン サンマヤ サトバン”(オン 仏の平等の誓願において、衆生は大日如来なり)。
これは、”三昧耶(サンマヤ)戒真言”と呼ばれ、密教の「結縁灌頂」で唱えられます。
”サトバン”は合成マントラで、サト=衆生、バン=大日如来です。
ご存じのように、量子力学の二重スリット実験においては、「観測問題」があります。
量子は、観測しないと波動として振る舞い、観測すると粒子として振る舞うのです!!
観測しないとはどうゆうことでしょうか? それは、意識を向けないということです。
波動ということは、時間や空間を超えているということです。
この時間や空間を超えている、存在の全体性を、禅では”いまここ”と表現しました。
法華経という経典では、”いまここ”を人格化して、大通智勝如来と表現しています。
大通智勝如来とは、耳慣れない仏様ですが、密教では大日如来の真言で表現します。
波動において、存在は一つにつながっています(大通智勝)。
実は、瞑想しようがしまいが、全ての存在は波動として一つにつながっています。
その波動は、深い”空(くう)”の境地から生じ、”空(くう)”に帰っていきます。
その波動を伝えるのが、最初にお伝えした「マントラ」(真言)の波動なのです。