―翌日―
ある校の体育館にて
誠凛高校のバスケ部は練習に没頭していた。
-アメリカ ヒューストン-
リコ「ハイハイ!もっと気合いいれていくわよ!そこ!ぼーっとしない!
今のシュートはこの国じゃ一撃で取られてたわよ!」
今日の練習は一段と激しい。
監督のリコもいつもにまして、気合いたっぷりだ。
選手達も共々、迫力満点のプレーを行っている。
小一時間が過ぎた頃、選手達は一度休憩にはいった。
汗をぬぐい、スポーツドリンクを飲みながら彼らは一息ついていた。
木吉「今日はすごい激しいな」
木吉がリコに冗談混じりけに言う。
リコ「当たり前でしょ?急にこの話が来たから
日本でも十分な練習ができなかったのに…明日試合って。」
木吉「まあな…」
リコ「だからこの日にどれだけ練習できるかかかってるのよ。さあ皆!休憩終わりよ!」
日向「はえっ!」
黒子「気合い十分ですね」
火神「鬼…」
リコ「あ?なんかいったかしら?火神君?((ニコリ」
火神「なんもいってないっす…」
木吉は皆のやり取りを見て笑いながら、ふと声が聞こえるのに気づく。
明らかに選手達ではない。理由はこの体育館の外から聞こえるからだ。
「おいおい、いいのかよ日々人!勝手に来ちまって、練習の邪魔になるんじゃ…」
「大丈夫だって、心配性だなあむっちゃんは」
「そ、そうかあ?」
「でも、噂通り鉄平くんいんのかな?」
「てか、分かるのか?日々人。鉄平くんたしか今高校三年だぞ?
あの頃とはすっかり違うと思うけどなあ…」
この声…確かに聞き覚えがあった。
いや、この頃はテレビでよく聞く声なのだが。
ただ懐かしいようなそんな感じがしたのだ。
なぜか気になり、声が聞こえる方へ振り返ってみた。
木吉「あっ」
日々人「あ!」
六太「え、なんだ?もしかして鉄平くん?」
そうだ。この人達は…!
木吉「うっわ!すっげえ、日々人さんと六太さんですよね!」
六太「うお?!ま、まさか君が鉄平くん!?でっか!背でっか!」
リコ「何々!なんの騒ぎ…って、ええ?!!!!」
リコが驚愕の声を上げる
リコ「う、宇宙飛行士が何でここに…!!!」
日向「な、なんだあ?!どういう意味だ!!!??説明しろ、木吉いいいいい!!!!!」
そして-----
木吉「と、いうわけだ。」
長い、ぐだぐっだな説明だったな…と、日向は嫌な汗を流した。
木吉の説明を、端的に、そして的確にまとめるとこうだ。
小さいころ、木吉は南波六太と南波日々人達が住んでいた土地の近くに住んでいたという。
時折、裏山で星空を眺める二人を見て、興味がわき、話しかけたこともあったそうだ。
そして月日は流れ、木吉は引っ越しをすることになり、会うことはなくなった、という。
六太「いやあ…すんません練習の邪魔をしちゃって…」
日々人「っていうか、鉄平くんまじで背えでかいな!すっげえ!」
木吉「ははは…そうっすかね?お二人も以外と…」
火神「っていうか、筋肉すごいっすね、日々人宇宙飛行士」
リコ「六太さんはすっごい細いわね」
六太「はは・・は…(細マッチョといってくれえ…)」
黒子「その年でその体型キープは凄いですね」
六太「あ、ありがとう…(褒められてんの?これ…)」
??「おーおー、お集まりやなー」
突如体育館に響く、関西弁。
日向「なっ」
誠凛「「今吉!!!!????」」
青峰「ったく…たかが隣ってだけでいちいち練習みにくんのやめようぜ…」
今吉「ええやん、お前いちいち細かいなあ~」
桜井「す、すみません!」
今吉「いや、なんでお前あやまんねん!?」
ピタリ。
青峰はふと頭のもじゃもじゃな人と、とんがり頭の人が目に入る。
そのうちの一人が、急に目をキラキラさせ始めた。
…な、なんだ?
六太「青峰君!?」
青峰「あ…?」
六太「うおお!久しぶりだな!」
さっきのもじゃもじゃな人が、俺の近くに寄ってきた。
青峰「っと…(誰だっけか…?)」
六太「あ…ま、まあ覚えてねえのも無理ねーか…」
六太は少し申し訳なさそうに頭をかいた。
青峰はふと気づく。
この幸薄そうな…。…もとい自信なさげな表情には何故か見覚えがあった。
頭のなかには中学の制服を着たもじゃもじゃの男の横顔が浮かんだ。
…この人…?
青峰「六太、…?」
六太「おっ!思い出したのか。って…相変わらず呼び捨てだな…」
小さいとき、俺が家出をしていたときに
公園のベンチに座っていたところ、隣にこいつがきた。
俺は名前を聞かれて、こいつは別に聞きたくもない将来の話を始めた。
青峰「…相変わらず、天パすげえな。六太」
六太「相変わらずは余計だよ…。確かにあの頃はひどかったけど!」
日々人「(今もだ、ムっちゃん)」
日向「(今もだろ)」
木吉「(別に変ってねえな)」
今吉「あ…青峰が…めっちゃ親しそうに話しとる…!今日は津波や―津波が来るで―☆」
今吉が心底可笑しそうに、大声で言い放つ。
その様子の今吉をじとりと青峰が睨む。
青峰「…あいつまじで…(後で殺す)」
六太「………あは、は、は…」
俺もよく覚えてたと思ったけど、まさか青峰君まで覚えていたとは…ちょっとビックリ。
とか思っていた六太だった。
おまけ
今吉「っていうか、あの人ら見たことあんねんけど」
青峰「気付かなかったのか。あの二人、日本人宇宙飛行士だぞ」
今吉「ほ、ほんま?…そういやこの頃テレビでよくアフロととんがり頭がいると…」
青峰「日本初の、兄弟宇宙飛行士」
今吉「それ。めっちゃ有名人何ちゃうん…」
青峰「あたりまえだろ。」
今吉「あ、そういやさっき言うてたけど、聞きたくもない将来の話されたて?」
青峰「まあな。胸糞わりい位、叶わないかなわないって弱気だったけど、な」
今吉「はあん?まさかその将来って、宇宙飛行士の事かいな?」
青峰「どうやら、そうらしいな」
今吉「へえ…。すっごいやん。やっぱりそうや、ワシらだってできる」
青峰「なんのことだよ」
今吉「しらばっくれんなや…、ワシらは日本人選手、プロになりたいんやろ」
青峰「はっ、馬鹿かお前。なりたいんじゃなくて…」
青峰「…なるんだよ」
青峰は今吉の方を向いて、にやりと不敵に笑う。
今吉「うっわ、かっこつけよって!」
つづく
――――――――――――――――――――――――――
なんか終わりっぽいですが、まったくちゃいます。続きます。
今吉と青峰の口調って、こんなんでええんですかね?
…桜井?ああ、あやまることしかわかりませんのでとりあえず謝らしておきました。
取り敢えず。やっと二つの漫画が会いました。
え?何?ところどころ矛盾がある?かまわない。続けます。
まあアレです。黒子のバスケでのTVの中に、二人が映っているのは
完璧に、時系列とか無視です。
裏設定だと、黒子のバスケも宇宙兄弟と同じ時系列の2025年です。
違和感が生じる場合、どちらも現在でも構わないです。
とりあえず!
続きます!!
あと三話くらいかな…っていう感じです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
