JUNO-DSでのマルチティンバーをXV5080で視覚的に考えてみましょう。
(一般には、ぱっと見、分かりずらい事象ですが)
CubaseAI、ZenBeatsなどのDAW上から、MIDIスコアをUSBケーブルを通して、送信しマルチティンバーにて、16パートもシンセサイザーサウンドを鳴らす事が出来るのです
JUNO-DSでは通常の鍵盤演奏、シングル/スプリット/デュアル/スーパーレイヤー以外にも
16パートのマルチティンバーが可能です。
(16パートモードは、パフォーマンスにスプリット/デュアル/スーパーレイヤーが割り当てられていない時の状態です。)
XV5080を16パート視覚的に並べてみると
一目瞭然!
XVー5080(シングル)×16
現代では、ZENOLOGYも、そこに加え16パート並べるべきでしょうね!
そうすると、FAの16パートの状態に近づいていきますね。(SN-A、SN-D以外)
ちなみに16パート目は、フレーズパッド/ドラムパッドです。
キャンペーンの音色やMIDIスコアのデータなど、
そうやって作られている事が分かるでしょう
FAで視覚的に説明すれば、そのマルチティンバー・シンセ音源としての機能に、プロフェッショナル・スタジオミキサーが含まれています。
そのために、1パートずつMFXエフェクトを用いてサウンドを飾る事も出来るし、リバーブやコーラスへ送り残響や厚みを加える事が手軽に出来るのです。
イコライザーもついており、シンセ音源らしく、多少のイコライジングで楽曲に高いクオリティを加える事が出来るでしょう!
DAWのマスタリングエフェクトに頼らなくても、マスターコンプで、かなりの音圧(ラウドネス)を出す事も可能です。
(現実には、DAW上で、OZONEやWAVES L3、Cubase Maximizer、T-RACKS、TC MASTER Xなどで音圧を出す事が基本かつ定番ですが。)
これは、まさにSC-88などのクラシックDTMと同じで、ギターやベースそしてボーカルなどの生楽器や歌を大きく処理する以外には、DAW上でのコンプレッサーやEQによるたくさんの処理は必要がないのです。
シンセ音源のサウンドは、最初からある程度加工されているためです
DAW上では、無限にエフェクトを用いて、エフェクティブにしていく事も可能ですが。
「直列に数を上乗せしていけばクオリティが上がる」というのは、プロフェッショナルの意見とは違う思います(笑)
それよりは、上手なMIDIプログラミング技術を身に着けた方がカッコイイサウンドが出せますね。
「バンドで使うJUNO-DSの話」
バンドリの中では、そういう描写を見つけられませんが、
実際にはバンドリーダーあるいは作曲・編曲担当が、ある程度までDAWを用いて
バンド楽曲の編曲をシンセ音源・ソフトシンセ音源などで
シミュレーションしておかなければ
現代では、なかなかヒット曲を連発するようなことは難しいでしょう
現実のバンドリでは、水樹奈々で有名な作曲家が楽曲をそのDAWを見つめながらピアノを弾き、ソフトシンセ音源を演奏しシミュレーションしているのです(笑)