ZenBeatsで学ぶ音楽理論5 作曲編2 コード進行に合わせた作曲
定番の方法として、コード進行に合わせた作曲法があります。
定番のコード進行を用いて、
簡単に、「作曲のためのガイド」をつけるかのように、作曲の枠組みから創っていく作曲方法です。
西洋音楽は、基本的に和音の壁に向かって作曲していく事が、ほとんどです。
そのためにピアノで和音を弾く(ギターで和音を弾く)技術が作曲に必要不可欠です。
逆に言えば、作曲は和音演奏ができれば、メロディラインに関しては必ずできる!と言えますね!
もちろんそのための、和音の演奏技術の練習は絶対に必要です。
和音を演奏し、メロディラインを歌う。
または、左手で和音を演奏し、右手でメロディラインを演奏します。
(それ以外には、Cubaseの和音生成の機能を活用する、譜面を書く、などです。)
実際に前回までの講座で和音を、コード進行として楽曲として並べてみました。
その「作曲のためのガイド」としての和音の壁に向かって
メロディを書いていきます。
注:サウンドによってはオクターブ上(下させ)てみてください
それは、前回の作曲の技術をコード進行のサウンド(とそこに含まれる和音の音)に合わせて創っていきます。
・・・いきなり作曲しろ!と言われても大変ですよね。
そこに多くの試行錯誤と、良質なインプットが欠かせないのだと思います。
作曲も技術であり、その時代の流行があり、そのメロディラインを語句として学んで覚えて、そこに反映するのです(!)
そのために、流行の楽曲のコード進行を、学び聴いて研究する必要があります。
「ヒント」歌物の作曲は作詞と並行作業にすると捗る
歌物の作曲は、作詞と並行して行うと、創作が捗る事が多いです。
作詞の「語句のリズム感」が、まだまだ初心者の人の力を補ってくれます。
作曲で難しいのは、音符の音程以上に、リズム感をもって音符を並べる事が初心者~中級者まで、とても難しいと思えます。
天性の才能で、それを成し遂げる人々も、たくさんいるものですが、「作曲も技術」である以上、その技術を分析すると上手に書ける方法が見つかるのです。
90年代なら、そのコツの一つは、シンコペーションだった思いますが、現在はそこまで多用されておらず、また別のリズムが流行していると思います。
また、単純に”捨て歌詞”などを書くよりも合理的であるとも言えますね(笑)
「ヒント」Cubaseのコードトラックを使いコードを自動生成し鳴らす
Cubaseにはコードトラックが備わっており、コードを書き込むことで、他のトラックに対して自動的にコードを生成し鳴らす事が出来ます。
また、コードの提案なども行ってくれます。
さらに、既存のコード進行のデーターに対しても影響を与える事も可能です。