本格的なエフェクトの使い方ZenBeatsのグリッチ6、ゲーター
エレクトロニカを創るのに非常に向いたエフェクターがグリッチ6です。
エフェクトが複数組み合わさり不思議な効果を生み出します。
一つ一つは、繰り返し/ゲート/ピッチ/クラッシャー/リバース/リバーブとなっており
それぞれを上手に使うと風変わりなサウンドを鳴らす事ができるでしょう!
高音のアルペジオなどにかけると、効果が分かりやすく納得しやすいでしょう。
解説をすると、
「単体のエフェクト」
繰り返し・・音符の長さ分を繰り返します。
ゲート・・サウンドをゲートタイムで区切る効果
ピッチ・・ピッチを上下させます。
クラッシャー・・ビットクラッシュをかけてサウンドを荒くします。
リバース・・逆再生し不可思議なサウンドを鳴らします。
リバーブ・・残響を付加します。
最後に全体のエフェクトのかかり具合を、周波数に対して調整できる「Main」タブもあります。
基本的には、そのプリセットから選択し、様々な効果を得ていきます。
その場合に、エフェクトへの入力をプリで大きく設定すると効果が分かりやすくなるでしょう!
トラックボリュームを上げても分りやすくなります。
一つ一つが16分音符刻みのタイミングで、そのエフェクトのかかり具合。時にオン/オフを決めます。
「繰り返しのパラメーター」
長さ・・繰り返す対象の長さ。音符単位です。
繰り返し・・繰り返す数。
ディケイ・・繰り返しの減衰。
「ゲートのパラメーター」
アタック・・ゲートエフェクトの立ち上がりの効き具合
リリース・・ゲートエフェクトの余韻の効き具合
ドライ・・ゲートを無効にします。
ウェット・・ゲートを有効にします。
「ピッチのパラメーター」
ピッチアップ・・ピッチグライドのアップの速度
ピッチダウン・・ピッチグライドのダウンの速度
傾き・・ピッチの上昇・下降の大きさ。
リセット・・ステップをリセットします
「クラッシャーのパラメーター」
ミックス・・原音とビットクラッシャーのミックスバランス
ノイズ・・ノイズが混じる量
ビット・・ビットレートです。高めるほど音質が荒くなります。
レート・・周波数のレートです。高めるほど音質が荒くなります。
「リバースのパラメーター」
(パラメーターはなく、リバースするステップを指定して使います。)
「リバーブのパラメーター」
ミックス・・リバーブと原音のミックス具合
サイズ・・リバーブの残響の大きさ。
ダンピング・・リバーブの減衰。
幅・・リバーブのステレオ感。
「Mainタブのパラメーター」
周波数・・グリッチ6エフェクトを適用する周波数。
レゾナンス・・エフェクトを適用する周波数に特徴をつけます。
ドライ・・グリッチ6エフェクトの原音の音量の大きさ。
ウェット・・グリッチ6エフェクトのエフェクト部分の音量の大きさ。
「ヒント」
実際には、非常にコツを要するエフェクトです。
パラメーターの理解が欠かせませんし、実際に様々なサウンドに使ってみる事が活用に大事になるでしょう!
さらに、ゲーターもあり
サウンドを、その音符単位でゲートし細切れにして再生してくれます。
言わば、自動でかかるステップシーケンサーのようなものでしょう!