ZR1 Drum Padsにてオーディオループでスライスを作ろう!(Zenbeats3.0) | ハスキーオフシャルブログ「マスターオブシンセサイズ」

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プロミュージシャン 兼 ジャージ部。主にDAWクリエイター/S、作曲家として活動しています。世界最高のシンセマスター。
SPACE MASTER、XCODE、Still in the Forest..etcなど、いろいろな名義があります。

ZR1 Drum Padsにてオーディオループでスライスを作ろう!(Zenbeats3.0)

 

 

ブレイクビーツという音楽ジャンルで使われる使い方です。

 

 

実際にスライスしてみましょう!

 

使い方としては、まずZR1 Drumサンプラーのパッド部分の空のパッドのウェーブ編集エディターを呼び出します。

 

左側に並んだ「>」から呼び出します。

 

さらに、「ループの読み込み」から、オーディオループを読み込みます。

 

この時に、右側のインスペクターに使えるループが、たくさん表示されます。

 

そして、それを読み込ませましょう!

 

この時に、ZenBeatsのBPMをループのテンポに合わせておきましょう(この例では82)

 

さらに、「ワンショット」を選び、ループ全体が最後まで再生されるようにします。

 

ドラムトラックで鳴らす事の出来る小節数を、適切にループに合わせて増やします。

 

 

「ヒント」Recycleについて

 

大きく、ヒットしたRecycleという音楽ソフトがあります、それは、このZR1 Drum Padsでのスライス機能のように、自動でループ「スライス」してくれる画期的なソフトでした。

発売後に、多くのミュージシャンが、こぞって使ったソフトとその手法であり、いろいろなSteinberg CubaseなどのDAWソフトにも機能として追加されるほどポピュラーなら機能です。

 

特に、生々しいドラムサウンドのループに有効です。

 

 

ループを読み込ませた後に、それぞれをビートのタイミングに合わせて、スライスします!

 

そうすると、4や8や16にスライスされたオーディオ波形が、並びます。

 

この中から一つを選択する事が出来、

 

さらに空のパッドにスライス全体を複製する事も出来ます。

 

 

そこから、別のスライスされたオーディオ波形の部分を選択します。

 

そして、スライスされたオーディオ波形の一つ一つを、ステップシーケンサーに一つ一つ並べる事が出来、そこからループを再度、組み直します。

 

すると、単なるループから新たなループを創出する事が出来るのです!

 

より細かく、例えば8ビート刻みなどでビートを組むとより効果が分かると思います。

細かくすれば細かくするほど、まさにスライス!という

 

定番の効果が生み出せます。