ZONEに入ること!それは集中とはちょっと異質な世界観… | LA’Tokyoマガジン編集局

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ハリウッドと東京の間で生きてきて大量の価値観に出会い、自然に生み出された、ちょっと変わった考え方やアートな感性で人の可能性を広げる止揚された接点としての理想を考え実践するリアリストのブログです!

スポーツ中継を見ていると人間離れしたパフォーマンスに出会うことがあります。

僕が出会った中ですごかったのは、タイガーウッズの猛チャージでした。

たしか残り5ホールで5打差の局面から、イーグルを2回、バーディーを2回で、
結局6アンダーをダッシュして、逆転優勝をした時のシーンでした。

そのアプローチショットの正確性は、人間ばなれした異常なほどの正確性で、
残り200ヤード前後の局面でも1~2メートルの距離に付けたり、パットも
おもしろいようにホールに吸い込まれていく様は、真実は小説より奇なり!

このように人間のパーフォーマンスに限界はないように思われますが、
その瞬間を構成しているものは、研ぎ澄まされた感性の集大成とも言える
ZONEと言われる精神世界のチューブとでも言えば良いのでしょうか?

なんとも表現が難しいのですが、一般的に言われる集中とはレベルが違います!

明らかな違いは、ゾーンに入っている時には、周りが自分中心に回っているのはともかく、
周りがよく見えているということが、如実に感じられる点です!

経験があると思いますが、
夢中になっている時には周りが見えていない時が多くないですか?

恐らくこういった方程式だと思います!

・夢中(周りが見えてない)
・集中(周りが中途半端に見えている)
・ゾーン(周りを把握している)

周りを把握出来ている自分が、まさに適切な選択の元、持っている力を発揮している状態で、流れが完全にハマっている時に、このゾーンに入れる時だと考えています。

つまり周りの把握が不可欠であるということなんですが、精神状態としては、
アルファ波(精神安定状態)が出まくっていながら、激しく行動している状態なんです!

僕が大好きな海外ドラマのヒーローやヒロインたちが活躍する瞬間も
まさにこの状態を描いているわけです(^^)

言うなれば極めて冷静に、ほとばしっているといった状態ですね(^^)
火事場の馬鹿力のような感覚かもしれません!

このような感覚はとても大事だと思いませんか?

僕は、大小に関わらずこの感覚が次のステージに行くために必要だと考えていて、
人間の進化のエッセンスはこの一瞬の中にあるはずだと…。

そしてこの感覚を鍛えるために、最近コンピューター将棋にハマっているのですが、これがなかなか強い相手で、攻めに集中すると、何時の間にか自分の陣地が炎上しており、守りに集中すると、圧倒的に攻めこまれるといった惨状を呈しているわけで、冷静に攻めるといった事ができないと勝てないようになっているわけです!

ビジネスでもライフスタイルの向上でも、同じ事が言えると思うんですね!

冷静に攻める!楽しみながら実践すると言った、ある意味大人なスタンス!

自分を追い込んでいる人は、トラウマが蓄積する前に、
イチローの練習方法等を参考にすると、冷静に高める!
と言った人間本来の叡智が醸し出されるように感じられます!

それでは、また(^^)