コトワザというのは、どこの国にもある表現で、
当然日本にも韓国にもたくさんあります。
ただ、僕が日本で暮らしながら感じたのは
韓国のように日本では、それほどコトワザが使われていない
という印象です。
韓国人はとても頻繁にコトワザを使います。
日常の会話でもドラマでも、時事番組でも。
たくさんある中で、実際に日常でよく使われる表現だけ
選んで、少しずつご紹介して参りたいと思います。
因みに、コトワザは、韓国語で「속담(俗談)」といいます。
今日のコトワザは、
열 번 찍어 안 넘어 가는 나무 없다(やればできる)
ヨㇽポンチゴ アンノモガヌンナム オッタ
直訳すると「10回切って倒れない木はない」になります。
いくら大きな木でも何度も何度も切ると倒れる!
という意味です。
ここで10回というのは、ほんとに10回の意味ではなく
何かに一生懸命に取り組むという象徴的な意味として
使われています
それで、一生懸命にやれば、いつかはできるんだ!
なせばなる!
夢はか叶うんだという意味として使われる諺です。
ところで、面白いのは、昔からこの表現は
よく男性が好きな女性に自分の気持ちをアピール時に
使われています
つまり、女性は木で、10回切るのは男性のアピールの仕方や
気持ちに例えられて使われていました。
何度も何度も好きな女性にアピールすると
いつかは恋は実るんだと~
しかし、今は下手すればストーカー行為になりかねない
世の中の雰囲気になっています
注意しないといけないですね
それでは、今日はこの辺で失礼します~