コトワザというのは、どこの国にもある表現で、
当然日本にも韓国にもたくさんあります。
ただ、僕が日本で暮らしながら感じたのは
韓国のように日本では、それほどコトワザが使われていない
という印象です。
韓国人はとても頻繁にコトワザを使います。
日常の会話でもドラマでも、時事番組でも。
たくさんある中で、実際に日常でよく使われる表現だけ
選んで、少しずつご紹介して参りたいと思います。
因みに、コトワザは、韓国語で「속담(俗談)」といいます。
今日のコトワザは、
어느 집 개가 짖냐(犬に吠えられても)
オヌジッケガジンニャ
直訳すると「どこの家の犬が吠えるんだ」になります。
韓国で犬という存在は、かわいいペットでもあり
時には、人を罵ったり、悪態をつく時に使われる
言葉でもあります。
まさに、この諺でも犬はあまりいいニュアンスではありません
なので、最近は「개(犬)」という言葉より
「강아지(子犬)」という言葉を
よく使うようになりました。
特にテレビ📺では。
要するに、あまり語感がよくないんですよね…
言葉の意味に戻りますが、
誰かから何かを言われたり、自分の噂をされた時に、
その内容が事実でなかったり、くだらない話だと思ったら
「어느 집 개가 짖냐?」と言い返します。
「別に、犬に吠えられても!」という感じですね~笑
でも、しゃべった人に面と向かって話すと喧嘩になるので、
気を付けてくださいね~
(喧嘩するつもりなら話は別ですが)
それでは、今週もコロナウイルスに気をつけながら
頑張りましょう