コトワザというのは、どこの国にもある表現で、
当然日本にも韓国にもたくさんあります。
ただ、僕が日本で暮らしながら感じたのは
韓国のように日本では、それほどコトワザが使われていない
という印象です。
韓国人はとても頻繁にコトワザを使います。
日常の会話でもドラマでも、時事番組でも。
たくさんある中で、実際に日常でよく使われる表現だけ
選んで、少しずつご紹介して参りたいと思います。
因みに、コトワザは、韓国語で「속담(俗談)」といいます。
今日のコトワザは、
눈에 콩깍지가 씌었다(恋は盲目)
ヌネ コンカッチガ シオッタ
これは直訳すると「目に豆の殻がついている」になりますが、
要するに、目に豆の殻がくっついているから、目が見えなくなる
意味です。
しかし、この表現というのは、使い方が決まっています!
女性でも男性でも、周りの人から見ると、それほど魅力を感じられないし
あまりいい人だと思わないのに、本人だけ惚れ込んでいる時に
使われる諺です。
つまり、その本人だけ目に豆の殻がついているから
どういう人なのか見えないということなのです~
これもよく使う表現ですよ!
例えば、
「민수는 눈에 콩깍지가 씌어서 자기 여자친구가 어떤 여자인지 모른다.」
「ミンスは彼女に夢中になりすぎて、自分の彼女がどんな人なのか分かってない。」
といった感じです~