どこの国でも何かを新しく始める時に、すべてがうまくいきますようにと

神様に祈る習慣はあるかと思います。

もちろん、韓国でも似たような風習があります。

それを韓国では、告祀(コサ)といいます。

 

 先日あるお店で見つけたものを撮ってきましたが、

これはタラの一種のスケトウダラです。

韓国では非常によく食べられる魚で、韓国語では「明太(명태, ミョンテ)」といいます。

日本でもよく食べられている明太子の親(?)ですね。

もちろん、韓国でも明太子はよく食べられていますよ。

 

 この明太が韓国では非常によく獲れる魚で「豊魚」という言葉を使いますが、

豊かの象徴的な魚です。

それで、告祀(コサ)が行われる時には縁起のいいものとして

神様へのお供え物としてよく使われるのです。

告祀(コサ)が終わると店の窓などに置いておくのが習慣になっているのです。

みなさん、もし韓国のお店で似たようなものを見つけたら僕が書いたものを思い出してくださいね(=⌒▽⌒=)

 


ありのままの韓国物語!

 

 

 

 

 

 

 

 







 

 

さらに面白い事!

車を買った時にも告祀(コサ)を行うのですが、これは無事故を祈る気持ちから

始まったと思います。まずは、かわいい写真から(≧∇≦)

 


ありのままの韓国物語!












 

 しかし、日本では考えられない事が行われるのです。

それは、じっくり煮込んだ豚の頭の口にお金を差し込む事です。

食べられる前の役割として、口でお金をたくさんいただく事!

豚も古くから豊かさのシンボルとして考えられてきたのです。

 

しかも、下の写真を見ると豚が笑っていますね。

少々グロテスクかも知れないですが、韓国ではけっこう馴染みのある風景ですよね。

 


ありのままの韓国物語!