今日は、

神戸市教育委員会主催の

『教育相談講演会』を拝聴しに

ハーバーランドまで行ってきました。

 

演題は、

『不登校の子どもの親として

 できること・しなくてよいこと』

            でした。

神戸大学大学院教授の

吉田 圭吾氏が講師として

お話し下さいました。

 

内容はネット上では

公開できませんので

割愛させていただきますが、

子ども達、特に中学生の子達への

深い愛がひしひしと伝わってくる

とても素晴らしい講演でした。

 

わたしが深く感じ入ったのは、

子ども達が心を寄せている媒体の

音楽やコミック、ゲームやスポーツなど

彼らの「好きな世界」を

どれだけ共有できるかということが

どんなに大切かということです。

 

そういえば昔、

中学生だった息子とは

ファッションの話をすると

いきいきと話してくれたこと、

現在、中学生の娘が

薦めてくれた音楽やYouTubeを

視聴して、すごく良かったよーと

感想を言うと、

本当に嬉しそうな笑顔になること。

そういうことで親子間というより

大人と子供の距離感が

ぐっと縮まる気がします。

 

大人だって、元子供。

ジェネレーションギャップはあるけれど

今の時代のエンタメを共に楽しんで

いきたいなと思いました。

貴重な機会を頂き、

ありがとうございました。

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講演会のあとは、

すぐに帰宅するつもりでしたが

調べてみると、火曜日は

映画館がちょうどレディースデイの

割引き日だったので

先日、原作を読んだばかりの映画

『流浪の月』を観ましたお願い

全体が重く暗ーいトーンに

終始した映像ではありましたが

とにかく全出演者が鬼気迫る演技で

圧倒されました。

これが映像化するってことなんだと

あらためて感動する映像の美しさも

見どころの一つだと思います。

 

松坂桃李くんは痛ましくなる程

削ぎ落とされた身体と

感情を押し殺した表情。

そして、

こんなに狂気の人を演じられるんだと

ただただ驚いてしまった

横浜流星くん滝汗

広瀬すずちゃん心の移り変わりを

微細な表情で表現する演技の凄さ。

さらに、

すずちゃんの子供時代を演じた

子役さんの大人びた表情など、

セリフのない演技が秀逸でした。

チラッとしか出演されていないし

セリフもほとんどないのに存在感が

半端ない内田也哉子さんビックリマーク

なんかすごいモンを

観てしまった気がします。

 

ただ、わたしが小説を読んで魅了された

美しくて泣きたくなるような

幸せな場面があるのですが、

そこが全く描かれていなかったことが

残念でした。

でもまぁ、それはそれで

自分の中で映像化されているから

いっかなーと、後から思いました。

 

映画を観るうえでの注意点ですが

時系列がバラバラになっています。

原作を読んでいると、

つながって理解できますが

初見だと、

ちょっと混乱するかも、ですあせる

ざっとだけでも、読んでいって

映画を観たあとに、

あのセリフはこういう意味だったのか等

しみじみ読み返すのも良いかなと思います。

わたしも、再読したいと思います。

 

 

ビックリマークあとおまけに、

映画内で読まれていた本、

『ポー詩集』と、

カズオ・イシグロ著

『クララとお日さま』も読んでみたいなー照れ