いつ観ても可愛い | 端っこの気持ち

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東京の端っこに住む劇団四季と酒をこよなく愛する頑固者が書くいつまで続くかわからん日記…のようなもの

昨日、『デュエット』を観てきました。演劇

2回目の観劇です。2度目という事もあって前回観た時よりもゆとりというか余裕を持って観る事ができました。それにしてもこの舞台は何回観ても面白い作品だと思います。同じ東宝さんで上演される『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』に比べると小品ですが、シアタークリエのような小規模の劇場にはピッタリの作品だと思います。知寿さんが四季退団後にこの作品を選んだというのは正解だったように思えます。

では、昨日の感想を。

ヴァーノンを演じた石井一孝さん。カズさんってホントに面白い役者さんですねぇ。カズさん演じるヴァーノンはもの凄く面白い。コメディセンスもあって笑わせる所はしっかり笑わせてくれますし、シンミリするような場面ではちゃんとシンミリさせてくれます。舞台にメリハリがあって良いですね。ヴァーノンを楽しそうに演じています。アドリブも使っていて良かったです。そういえば、カズさんはホントに汗かきですね。昨日も汗がハンパなく出てました。観ていて『大丈夫かなぁはてなマーク』と余計な心配をしてました。

ソニアを演じた保坂知寿さん。やっぱり知寿さんはいつ観ても可愛いです。ソニアという女性を完全に自分のモノにしているように思います。前回はまだ二日目という事もあってちょっと演技に硬さというモノがあったように観えたのですが、昨日は硬さも取れてソニアを楽しそうに演じていました。歌もダンスもそして演技も表情豊かに演じてたと思います。間の取り方も上手ですね。コメディセンスも抜群だと思います。昨日も沢山笑わせてもらいました。

この『デュエット』ですが、あと2日(7月27日)で千秋楽です。こんなに楽しい舞台が終ってしまうのはとても残念。2回共最前列で知寿さんを観る事ができたから良かったんだけど、もう少し後ろの席でも良かったかなぁ。もう少し後ろの席で舞台全体の動きを観てみたかったと思う俺なのでした。