昨夜の晩飯時、娘のなっちゃんが我が家に一石を投じた!
『みんなっ!何かのサイトで見たけど、消しゴムで消したい顔の部分てある感じ?』
んがっ
また消しゴムかいな
消しゴムを巡って、ワシの心が深い闇に引きずり込まれたのは記憶に新しく…
ソレが色濃く残る内は、ぶら下がりたない話やが
容赦なく話は進行する…
なっちゃん『ヒュー(息子ね)はドコ消しちゃう系?』
息子『俺、ニキビ!』
なっちゃん『お姉は?』
お姉『ソレ…消してから手を加えるのアリな感じ?』
なっちゃん『うーーん……なしの方向で
消すだけ!』
消すだけ!』お姉『じゃあ…別にないかも!なじはドコ消すの?』
なっちゃん『ウチもぶっちぎりでニキビっ! ママは?』
嫁『やっぱ…シワかな! ずっくん(ワシね)は?』
刹那!なっちゃん『ええぇぇぇッッッ
そのハゲには聞いちゃダメくね?
だって…
既に消されてるじゃん
ほらっ!』
そう言って彼女がワシのソコを指差したのを合図にしたかのように、皆の視線が1点に注がれる
ソコとは…
ワシの生え際
そして…必然すぎるほどの皆のバカ笑いがなっちゃんの発言を助長する!
なっちゃん『こらハゲっ!お前は髪の他にも消したいトコがある感じか? それって…図々しくね
お前は…欲張りハゲなのか?
』
…
ワシゃまだ

ひとっっっっことも発してへん
なっちゃん
一方的も甚だしいです
一方的も甚だしいですワシに異論の余地など与えぬなっちゃん→
『それでも消したい言っちゃう系ならっ!
部分とか言ってんじゃねーしっ

顔を消せ顔をッッ
遠慮なく消しやがれっ
』
遠慮なく消しやがれっ
』…
ですから…

まだ何も…
ワシ…消しゴムがトラウマになりそうやわ
あっ!
今になって…消される立場になって…アナタの気持ちがつぶさに理解できる!
己の意思とは裏腹に…強者によって消されるアナタの気持ちがっ!
ごめんよ鉛筆さん
ワシゃ今まで…何か過ちが生じたなら、圧倒的抹消力を誇る消しゴムが全てを揉み消してくれるという安心感ゆえに、鉛筆さんを用いて不用意に文字を書いてきた
そればかりか…
あまつさえ習字の下書きにアナタを利用したコトさえある。
端っから消すコトを前提として文字を書いたのです
アナタにとって、またとない屈辱であったでしょう…消される為に書かれるというコノ矛盾!
ホンマ申し訳ない
今までのワシを省み、ココに誓います…
これより先、消しゴムに頼みを置くのをやめ…
アナタをこれ以上傷付けぬよう…いつ如何なる時も細心の注意を払って文字を書くことを!
そうするコトで、ワシとアナタは上も下もない…主も従もない…人間も物もない…一切の力関係を取り払った同志となり得るのです
さぁ、鉛筆さん!
消しゴムによって受けたソノ精神的な打撃を、
共に克服しようやないか
っウザっ
うん! 消しゴム買ってきてヨロピクルスっ