花色は茶褐色で派手さはないが、好きな花の一つ。
庭の地海老根は、女房の実家から2~3株持って来たものが、20年で60株位に増える。
<海老根(エビネ)>
学名:Calanthe discolor。ラン科エビネ属の多年草。
北海道から沖縄にかけて分布し、低山の林の中や林の縁などに生える。
味わいのある花なので山草愛好家のターゲットとなり、採取によって減少している。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、
生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である
準絶滅危惧(NT)に登録されている。
和名の由来は、茎と根の様子を海老に見立てたものである。
草丈は30cm~50cm位。葉は常緑で長さ20cm、幅5cm位あり、縮れている。
葉の数は3枚~4枚で、地際から生える。開花時期は4月~5月である。
花の色は茶褐色、緑褐色、緑白色など変異が多い。花は花弁3枚と萼片3枚からなる。
花弁のうち真ん中にあるものを唇弁という。唇弁は淡い紅色を帯びることが多い。
唇弁は3つに裂け、真ん中の裂片はさらに2つに裂ける。
唇弁の中央からつけ根の部分にかけて3本の隆起した線が入る。
花の後ろのほうに短い距があり、中に蜜が入っている。
花の後にできる実はさく果である。別名を地海老根(ジエビネ)ともいう。
(花図鑑 龍から抜粋)



