住職は、庫裏の次に本堂の修理に掛かられたそうだが、
痛みが激しく、大工と瓦屋を呼んで見積をしたところ、
建て直した方が賢いが、5千万円でも出来ないと言われる。
取り壊すしかないと諦めかけていた時、お寺の鐘楼を葺き替えずに
直したという話を聞かれ、本堂の瓦を並べ直してコーキングを施し、
腐った柱は、新しい柱と合わせてボルトで固定して屋根を支えたりと、
本堂の修理は、住職が殆ど一人でされたそうだ。
住職が頑張っている姿を見て、地元の人が協力してくれる様になり
竹林を開墾して庭を回る園路を造ったり、軒が落ちた土蔵の屋根を
葺き替えたりと1年足らずでほぼ完成してしまった。
平成16年の4月、聖徳太子の開基以来1400年慶讃にあわせたかのように
20数年ぶりに「教林坊」が一般公開された。
(週間仏教タイムス「荒れ寺復興録」より)
庫裏の裏にある蔵 土壁の色合いが素敵である
庭を一周して来て園路の登り口戻って来る












